浅水の「ちば食品」さんへ行ってきました

いつもお世話になっております。地域おこし協力隊の齋藤です。
今回は浅水のお肉屋さん「有限会社ちば食品」(以下「ちば食品」)のご紹介をいたします。

「ちば食品」さんは国道346号線沿い、錦桜橋より100mほど手前にあります。先日ご紹介した「珍々堂菓子舗」さんの真向かいにあります。

1955年(昭和30年)に先代が佐沼にある精肉店の佐利さんの親族であったことから、佐利さんでの精肉事業の下積みを得て、ハムメーカー等への精肉卸業として創業しました。
創業から65年が経過し、現在は2代目である息子さんが事業を引き継いでいます。

精肉卸業としての利点を活かし、店頭では鮮度の良いお肉を取り扱っています。

主に牛・豚・鳥のお肉を取り扱っており、牛・豚に関しては、登米市産のお肉を多く扱ってます。

衛生面も公益社団法人日本食品衛生協会の「食の安心・安全・五つ星事業」に認定されたお店となってます。

登米市産を中心とした宮城県のトレーサビリティーのとれたお肉にこだわり、取り扱うことで鮮度の良さと安全性を実現し、徹底した衛生管理を心がけ「新鮮・安全・安心」のこだわりを通じ、お肉のおいしさで「家庭の食卓を明るく」したいという思いで、会社とお店を運営されているとか。

地産地消のお店として平成25年に登米市から認定されました。

ちば食品さんでは、精肉のほか、お惣菜も取り扱っています。

ビーフハンバーグは加熱済みでご家庭では温めるだけで召し上がれます。カツやコロッケはお店で揚げてくれます。

取材中に「コロッケ食べていきなー」とサービスしていただきました。ホックホクでとても美味しかったです。ありがとうございました。

こちらの1パック250円の冷凍の「カッパギョーザ」は宮城県産の豚肉と国産の野菜と、調味料に天然塩を使っていて手軽さ味共に人気だとか。

早速家で餃子を調理して食べてみました。中からジュワジュワっと肉汁が出て、市販されている餃子に比べて味にパンチがありとても美味しかったです。

こちらの1パック250円の加熱加工済みの味付ホルモンが「知る人ぞ知る人気商品」なのだとか。このホルモンを求めに遠方から来客もいらっしゃるようで、遠方からのリピーターも続出している、この「味付ホルモン」は大手インターネット通販からのオファーも来るほどの口コミっぷりだとか。現在は、通信販売の予定は無いので、店頭に足を運んでお買い求めいただきたいとのことでした。

取材中に訪れたお客様の全員がこのホルモンを買って行きました。常連のお客様曰く、臭みが無く、柔らかく、他のお店のホルモンは食べられないとのことでした。

オススメの調理方法は、サラダ油を引いたフライパンで味付けの汁が無くなるまで焼くとイイということで、こちらも早速自宅に帰りホルモンを調理し食べてみました。

京都から取り寄せている旨味のあるタレ、ホルモンには臭みはなく、とても柔らかくフニフニとした食感、私は病みつきになりました。この柔らかさは、世代を問わずホルモンの美味しさを楽しめると思います。調理する際にニンニク等好みで野菜を入れても美味しいと思いました。

そのほか「注文があればチャーシューも作りますよ」とのことでした。

近所にお住まいのお年寄りの方々のために、調味料や加工食品等も取り扱っています。

取材を通じ、美味しいお肉やお惣菜もそうですが、お客様との心の距離感の近さが「ちば食品」さんの一番の魅力なのかなぁ、、と思い、私の心がほっこりとしました。

ちば食品さんのホルモンは特に美味しいので、ぜひ浅水の「ちば食品」さんまで足の伸ばしてみてはいかがでしょうか。

地域おこし協力隊
サイトー隊員

有限会社 ちば食品
〒987-0611 宮城県登米市中田町浅水上川面224
電話: 0220-34-2029
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日

入り口は米谷大橋から錦桜橋の間の道路から一本入ったところではありますが、見晴らしがよく簡単に入り口を発見することができると思います。

登米市が管理する「中田長谷山公園」の先に「白山神社」があります。
本堂までの参道は階段で登ることもできますが、車道があり車で坂を登ることもできます。

長谷山はかつて初瀬山と言い、762年に藤原恵美朝臣すなわち藤原仲麻呂が当山を上り、霊山としての素養を見いだし、山頂に笏を埋納したとされています。
その際に「宮柱太く立てて萬世に今を栄えん笏納の峯」と御誓歌を奉じたそうです。

こちらの白山神社は実質的には前回ご紹介した「長谷寺」よりも歴史が古く、768年釋勝道上人(しゃくしょうどうしょうにん)が初瀬山へ入山し、石川県の山岳信仰であった、白山妙理大権現=白山比咩神社(はくさんひめじんじゃ)を勧請したことがきっかけとされ、白山堂として崇められました。

その後、807年に同山に坂上田村麻呂が奈良県より長谷寺、稲荷大社、愛宕神社を勧請し、長谷観音堂を建設し戦勝を祈願したとされています。

長谷寺が勧請されたことで、この初瀬山一帯の神社仏閣を「長谷寺」として以降称され、初瀬山は長谷山と呼ばれるようになります。

そして江戸時代に長谷寺が伊達家初代宗直の領地となりますが、火災により消失します。

現在の長谷寺(白山神社含む)は1824年に当時の当時肝煎であった岩渕良作氏の発願により再建され今に続きます。

そして神仏分離令により1869年(明治2年)に長谷寺から白山神社が分離することになり、神社として独立します。

つまり神社としての歴史はおよそ1250年ほどの歴史があると言っても良いと思います。

白山神社の境内のある場所は、山の中では比較的低い土地ではありますが、山の上といった感じで見晴らしが良いです。

境内には様々の碑石や社のほか、初瀬稲荷神社および愛宕神社があります。

はじめの方に少し触れましたが、この白山神社は登米市が管理する「中田長谷山公園」の上にあります。

中田長谷山公園は北上川を見下ろすことができ、とても気持ちの良い場所です。

中田長谷山公園は1971年(昭和46年)に当時の中田町の浅水公民館(浅水コミュニティ運営協議会)の事業によって数多くの桜の苗木が浅水地域の住民の方々の手によって植林されました。

桜の植林事業からおよそ50年ほど経った今では、桜の苗木が立派な成木となり、毎春見事な桜を咲かせるようになりました。昨年撮影した白山神社および中田長谷山公園の周辺の桜の写真です。

私は見事な桜の木の物量に圧倒されました。とても気持ちが良いお花見スポットなので、毎春お花見をされる方が多くいらっしゃるといいなと願っています。

白山神社は、一般の参拝および現在もご祈祷の申し込みを受け付けています。神社の管理を現在は神主さん一人でおこなっているため、電話が繋がりづらいこともあると思います。

もうすぐ訪れる桜の時期にでも、ぜひ遊びに行ってみて下さい。

地域おこし協力隊
サイトー隊員

白山神社
〒987-0611 宮城県登米市中田町浅水長谷山315
電話: 0220-34-4861

国道346号線沿い、錦桜橋より100mほど手前にあります珍々堂さんは、1960年(昭和35年)に和菓子店として創業しました。

創業から60年。当時としては珍しい甘いもの物を多く扱うお店にしたいという思いで「珍々堂」と名付けたとか。

2012年にリニューアルオープンを行いました。

現在は仙台の製菓店で修行をした創業者の息子さんが2代目菓子職人としてお店を経営しています。

珍々堂さんの1番人気は、茶まんじゅう。2番人気は、とわなつの里。3番人気は、くるみゆべし。だそうで先代から続く変わらない味が、地域の方々に今でも愛されていることがわかります。

1番人気の「茶まんじゅう」のあんこはオリジナルのあんこで、先代から味を変えないことを心がけており、皮にも一手間も蓋手間もかけているそうで、製法は企業秘密だそうです 。

2番人気「とわなつの里」は、バターの香りと小麦の味が美味しい、珍々堂オリジナルのナッツの入ったマドレーヌのような焼き菓子です。
この「とわなつ」の名前の由来ですが、パッケージにもなっている石ノ森章太郎先生がデザインした河童のマークである「みやぎ北上連邦」の登米町の「と」、東和町の「わ」中田町の「な」津山町の「つ」から1文字づついただき、「とわなつの里」としたとか。この地域の銘菓になることを志し、作られたお菓子であることが想像できます。

現在は和菓子のみならず、時代に合わせケーキや焼き菓子などの洋菓子も数多く店頭に並んでおります。

この日私は、チーズケーキとアーモンドショコラを注文し、自宅でいただきました。

どちらのケーキも甘すぎず、柔らかく、素材の味が際立ち、とても美味しかったです。チーズケーキは表面のコーティング、クリームチーズとケーキ地のチーズとそれぞれ味が異なり、とても幸せな気分になりました。アーモンドショコラは、アーモンドクリームの味がしっかりとしており、チョコレートのスポンジとの甘さの相性が抜群でした。

これくらいのクオリティのケーキが近場で買えるのは、とても幸せなことだと思いました。

お店のこだわりは様々ありますが、特に2点にこだわっているとのことでした

まずは、衛生面にこだわっているそうで公益社団法人日本食品衛生協会の「食の安心・安全・五つ星事業」に認定されたお店となっています。

つぎに価格にこだわっているとか。
地域の人が買うお店で2代目店長さん職人1人で作っているので味と素材にこだわり、クオリティは高めても高値に値付けしないというポリシーで経営しているそうです。

この度珍々堂さんに、このブログをご覧になった方々限定の特典をご用意していただきました!

このブログがきっかけで来店されお買い物をされた方には、こちらの「とわなつの里の耳」を無料でプレゼントしていただけることになりました。
数に限りがありますので、品切れの際はご了承下さい。

こちらの「とわなつの里の耳」を私も頂きましたが、お味はパンの耳と違い、しっかりと味がありバター風味で表面はサクサク感が強く美味しいです。人によっては本体のとわなつの里よりも好みの方も居るはずです。

地域に根ざし、美味しいお菓子を作りつづける珍々堂さん。
和菓子、焼き菓子、ケーキなど、ここにしかない地域の甘味をいただきに珍々堂さんまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

地域おこし協力隊
サイトー隊員

珍々堂菓子舗
〒987-0611 宮城県登米市中田町浅水東川面305−2
電話:0220-34-6702
営業時間:7:30~18:00
定休日:月曜日