浅水の「光明寺」さんに行ってきました

いつもお世話になっております。地域おこし協力隊の齋藤です。
協力隊として活動できる期間もあと僅かということで、初心に帰り浅水地域にある施設などをブログで紹介できる限り紹介していこうと思います。

浅水地域内、長谷山にある「照谷山 光明寺」さんに行ってきました。

光明寺さんは、慶長14年(1584年)に開山して以来、436年間、浅水地域の多くの檀家さんの供養を行ってきたお寺になります。

車で坂を登ると、開けた場所にとても立派なお堂があります。
この日は光明寺の奥様から光明寺と浅水地域について教えていただきました。

浅水の長谷山には(807年より)長谷寺というお寺があり、長谷寺は当時の貴族のための修行寺という側面が強かったようで、光明寺は庶民のための供養寺として開山し、今に至るまでその役割を果たし続けてきたそうです。

現在のお堂は、2003年より始まった本堂建設計画着工の後、2018年に工事の全行程が完了し、現在の状態になっているそうです。着工から15年ほどの年月をかけ、現在の状態になっています。

これほどまでに時間をかけ凝った新本堂を作った背景には、ご住職の思いがありました。
お寺という存在は、宮城県や登米市のものでもあり、檀家さんのものでもあり、浅水地域の方々のものあり、文化的背景のある地域の公共物でもあり、縁者の方々の心のよりどころでもあるという「不思議で大事な場所である」という思いから、これからも長く存続し続けることのできる、新しい本堂を作ったそうです。

この建設計画の建設委員会には、檀家さん以外にも多くの浅水地域の方々が多数参加しており、地域の方が建設業者の方々にお餅などをお振る舞いをしたり、地鎮式等の準備をしたり、地域が一丸となり建造に携わった様子が掲示されていました。「垣根を超えてみんなが協力してくれる。それが浅水地域の魅力。」と教えていただきました。


広々としたお堂は清々しく、心が清まるようでした。大昔から浅水地域の方々に支えられ、浅水地域の方から寄贈された物なども多数あると解説をいただきました。

こちらの新しい本堂は、檀家さんの他にも、一般の方もご参拝することができるとのことで、最近は御朱印を貰いに来る方が増えたとのことです。

ご参拝いただく際は事前にお電話をいただけると、助かるとのことでした。

地域おこし協力隊
サイトー隊員

照谷山 光明寺
〒987-0611 宮城県登米市中田町浅水長谷山364
電話: 0220-34-2001