296 Webマーケティングにおけるインフルエンサーとは?

昨今Webマーケティングの世界では、「インフルエンサー」という言葉をよく耳にしますよね。

何となくわかっているつもりでも、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、インフルエンサーとは何か? 実際、どんな業種でどのような活動をしてる人たちなのか、解説していきます。

今はまだインフルエンサーの起用を検討されていない方も、最後まで読んで参考にしていただければと思います。

◆インフルエンサーとは?

Webマーケティングにおけるインフルエンサーとは、SNSなどのメディアでユーザーに多大な影響を与える人物を指します。

具体的には、有名な芸能人や多数のフォロワーを持つブロガー、インスタグラマー、ユーチューバー、ティックトッカーなどです。

そうした情報発信力のある人が、企業が提供する商品(サービス)に対して、何かしらの言動を示せば、ファンや読者の購買意欲を刺激することになります。

そうしたインフルエンサーを起用した営業手法をインフルエンサーマーケティングと呼びます。

◆インフルエンサーの種類について

インフルエンサーにはフォロワー数に応じて以下のように4つの種別があり、それぞれフォロワーに対する影響度が異なります。

  • メガインフルエンサー フォロワー:100万人~
  • ミドルインフルエンサー フォロワー:10万人~100万人
  • マイクロインフルエンサー フォロワー:1万人~10万人
  • ナノインフルエンサー フォロワー:1,000人~1万人

フォロワー数の多いインフルエンサーの方が成果を得られると思われがちですが、そうとは限りません。ナノインフルエンサーは、メガインフルサンサーよりもフォロワーとの交流が盛んであるため、ニッチな層に対しては、強い訴求が期待できるのです。

インフルエンサーの活躍がめざましいタイプを分けると、

  1. 美容・コスメ系インフルエンサー
  2. アパレル・ファッション系インフルエンサー
  3. グルメ系インフルエンサー
  4. スポーツ・フィットネス系インフルエンサー
  5. ファミリー(ママ・キッズ)系インフルエンサー
  6. 旅行・レジャー系インフルエンサー

などが挙げられます。

すでにこのように様々な分野でインフルエンサーを起用したマーケティングが盛んに行われています。

ナノインフルエンサーは、コストを抑えられるケースが多く「狭く深く伝える」ことが目的ならば始めやすいでしょう。

◆インフルエンサーをマーケティングで起用する5つのメリット

Webマーケティングにおけるインフルエンサーマーケティングのメリットとしては大きく以下のものが挙げられます。

1)商品を訴求するターゲティングがしやすい

インフルエンサーのフォロワーに対して商品を訴求するため、ターゲティングがしやすいです。例えば自社がアパレル販売であれば、ファッションインフルエンサーに商品をPRしてもらうことで、ファッションに興味関心の高い人たちに効果的に訴求することができます。

2)広告らしさが少なく受け入れられやすい

インフルエンサーマーケティングは、口コミに似ているため、一般的な広告とは異なり、広告らしさが少なく見ている人から受け入れられやすいです。

3)消費者目線のレビューを発信してもらえる

企業発信の情報と異なり、「消費者目線で」情報を発信してくれます。 消費者としての発信は説得力、共感性が高く、見込み顧客の獲得に大きく貢献してくれます。

4)SNSを通してさらなる口コミと拡散が期待できる

インフルエンサーが発信するコンテンツは共感性が高く、ターゲット間で拡散されやすいです。SNSで拡散されると、効率的に自社商品を広め、認知拡大や購買喚起につなげられます。

5)データが取得でき効果分析がやりやすい

インフルエンサーマーケティングはほとんどがSNSなど、インターネット上で行われるため、ツール上からデータの取得ができます。 リーチ数、エンゲージメント数・率、シェア数などのデータを分析することで、施策の効果を確認しPDCAを回すことができます。

まとめ

今回は、Webマーケティングの世界で注目を増す、インフルエンサーについて解説しました。

あなたの提供する商品によっては、ホームページの活用と同時にSNSを用いたインフルエンサーマーケティングを実施すると、より効率的に成果をあげられるかもしれません。

インターネットで検索すると、成功事例なども見つけられるので、興味がありましたらぜひ調べてみてくださいね。