ホームページからの集客に欠かせない「Googleマイビジネス」ですが、2022年7月に名称変更されたことをご存知ですか?
- 名称変更以外に何か変更はあるの?
- そもそもどんな機能なの?
- MEOにも影響はあるの?
今回は、そんな疑問にお答えしていきたいと思います。
◆「Googleマイビジネス」の機能とは?
Googleマイビジネスとは、Googleに自社の情報を無料で登録でき、Google検索やGoogleマップでその情報を表示させられる機能のこと。
この機能を利用すれば、ユーザーに自社の店舗を効果的にアピールすることができます。店舗の集客力アップを目指すうえで重要な役割を担ってきました。主な機能は、
- 企業・店舗の基本情報を掲載できる
- 店舗や商品の写真を掲載できる
- 口コミの管理・返信をできる
- リアルタイムの情報を発信できる
- 分析情報を閲覧することができる
- 無料で簡易的なホームページを作成できる
など。これらがすべて無料でできるのですから、店舗ビジネスでは特に欠かせない機能といえます。
この「Googleマイビジネス」機能が名称変更したものが、「Googleビジネスプロフィール」です。まだ響きに馴染みのない方もいると思いますが、覚えておいてくださいね。
◆GoogleビジネスプロフィールとGoogleマイビジネスの違い
GoogleビジネスプロフィールとGoogleマイビジネスの違いは、「ビジネスの規模によって管理ツールが変わった」という点に尽きます。
これまでビジネスの規模に関係なく、Googleマイビジネスからログインをして管理していましたが、ビジネス規模に応じて編集・管理方法が変わったのです。
従業員1~100名までの小規模ビジネスでは、Google検索・Googleマップから。従業員数が100名以上(または複数拠点あり)の大規模ビジネスでは、Googleビジネスプロフィールマネージャでの編集・管理となりました。
ただし、いずれにしても機能面の大幅な変更は現在のところありません。
ちなみに新規登録する際は、Googleマップのメニューにある「自身のビジネス情報を追加」から登録を進めるか、「Googleビジネスプロフィール」から登録を行うことになります。
「Googleビジネスプロフィール」にまだ対応していない方は、ぜひお早めに検討してくださいね。
◆最新MEOアップデート情報
エリア+業態などの検索ワードでGoogle検索をすると、マップ枠に対象の店舗情報が表示される「Googleビジネスプロフィール」。
名称変更とは直接関係はありませんが、同時期にこの5年で最大といわれる注目すべきMEOに関するアップデートがありました。
Googleの公式見解ではありませんが、有力な調査結果によれば下記の4つの変化が発表されています。
- より現在地に近い場所を表示するようになった
- より検索意図に合ったビジネスを表示させるようになった
- 現在地周辺のビジネスをより多く表示、マップのレイアウト変更
- ビジネス名にキーワードを盛り込んだ違反のビジネスが表示されづらくなった
これらの変化を見ても、Googleがより地図検索に注力していることがわ かります。それゆえ、Googleビジネスプロフィールも大切な施策だとい えるでしょう。
まとめ
今回はGoogleマイビジネスから名称変更された、Googleビジネスプロフィールについて解説しました。
機能自体には大きな変化はありませんが、MEO対策はより重要な施策となっています。まだGoogleビジネスプロフィールに対応できてない店舗は、ぜひ早めに検討してみてはいかがでしょうか。