273 「ディスクリプション(記事の要約や概要)」の改善

あなたはホームページを改善するに際に、どこから見直していますか? その基本的なポイントのひとつに「ディスクリプション」が挙げられます。

ディスクリプションとは、検索した際に表示されるホームページの「説明文」のこと。この説明文を適切に設定することで、ユーザーは自分の検索意図とそのページがあっているかどうかを判断することができ、アクセスアップにつなげることができます。

◆「ディスクリプション」を改善するメリット

ディスクリプションは、ホームページの見た目には全く反映されませんが、その改善には大きなメリットがあります。

例えば、あるキーワードでユーザーが検索したときに、似たようなタイトルのページが並んでいたとします。殆どの人はいちばん上位のサイトをクリックしますが、ページ概要を見て自分の知りたいことが確実に載っているページだとわかれば、クリックしたくなりますよね。

ディスクリプションの設定の有無はSEOには直接影響しないと言われています。しかし、検索キーワードと同じ語句がディスクリプションにあると太字に表示されるため、キーワードを含めてテキストを作成するようにしましょう。

設定しなくても検索エンジンが自動で生成してくれますが、内容が的確に伝えられる文章になるとは限りません。

◆ディスクリプション作成時に注意しておきたい3つのポイント

ディスクリプションの作成には、大きく3つのポイントがあります。

  1. 重要なことは50文字以内におさめる
  2. ディスクリプションはページごとに変える
  3. 読む人の目線を意識する

1)重要なことは50文字以内におさめる

検索結果に表示されるディスクリプションは、パソコンからのアクセスだと110文字程度、スマートフォンだと50文字程度です。

つまり、パソコンで表示できる110文字いっぱいまで書いたディスクリプションは、スマートフォンからアクセスすると後半が省略されて読めなくなってしまいます。

スマートフォンのユーザーにも内容がしっかり伝わるように、特に重要なことは最初の50文字以内におさめると良いでしょう。

2)ディスクリプションはページごとに変える

サイト内のどのページも同じディスクリプションに設定されているホームページを見かけることがあります。

しかし、それはお勧めできません。なぜなら多くのページのディスクリプションが重複していると、検索時にページ概要がわからないだけでなく、「Google Search Console」から警告されることがあり、サイト全体の価値を下げる可能性もあるからです。

ページ毎に個別のディスクリプションを設置し、ユーザーにとって有益なコンテンツであることを知らせるようにしましょう。

3)ユーザーの目線を意識する

1ページ毎に内容を100文字前後にまとめる作業は、案外大変な作業です。特にページ数が多い場合は、そこまで手がまわらないためディスクリプションを設定していないケースも少なくありません。

ユーザーが知りたいのは、このページにはどんなことが書いてあって、何を知ることができるのかということです。ユーザーが求めている情報を、きちんとまとめられているか読み直すようにしましょう。

まとめ

さて、今回はクリック率をあげるために重要なホームページの説明文「ディスクリプション」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

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