さて今回からは、ホームページの成果を上げるには避けて通れない「セールスWebライティング」のポイントについて、複数回に渡りお届けします。
◆セールスWebライティングとは?
「セールスWebライティング」は、商品やサービスの販売を促進するための 文章全般を指す言葉です。
文章は、その目的によっていくつかに分けられます。
ビジネスでよく使われる文章の目的は、以下のようなものが代表的です。
- 伝達する (メールや報告書など)
- 説明する (マニュアルや解説書など)
- 印象づける (キャッチコピーやブランドコピーなど)
- 行動を促がす(販促目的のホームページやDMなど)
セールスWebライティングは、上記の4つ目、「読む人の行動を促がすため の文章」です。
「買う」「クリックする」「ダウンロードする」「予約の電話をする」 など、読んだ人に何らかの行動を起こさせることを目的として書きます。
ビジネス上、1~3も大切ですが、ホームページから反応をとるために 重要なのものとなると、やはり「行動を促す文章(=セールスライティ ング)」です。
◆セールスWebライティングの使い道
セールスWebライティングは以下のような場面で使われます。
- 販促用ホームページ
- ダイレクトメールやチラシ
- メールマガジンやステップメール
このような場面で使われる文章をまとめて「セールスレター」と呼ぶこ ともあります。
共通しているのは、どれも「読者に行動してもらうことで成果が達成さ れる」という点です。
例えば「資料請求」を目的としたページがあるとします。
どんなに上手な文章でも、「そのうち請求してみようかな」「他のとこ ろも見てみようかな」とページを閉じる人ばかりでは、セールスライ ティングとして成功しているとはいえません。
逆に、多少つたなくても、読者の心にぐっと刺さって「これは今すぐ資 料請求しなくては!」と行動を起こさせる文章になっていれば、セール スライティングとして成功していると言えるでしょう。
セールスWebライティングの良し悪しは、文章の上手い下手では決まりませ ん。文章が下手だからと敬遠せずに、取り組んでみていただければと思 います。
しかし、どうしても「文章を書くことが苦手」という方も多くいらっ しゃいます。
◆書くことが苦手なのはなぜ?
書くことが苦手な方は、
「何から書き始めればいいか考えると、そこで止まってしまう」
「上手く書かなくてはと考えると、自信が無くなってしまう」
「なんとか書き上げてみても、何を言いたい文章なのかわからない」
といった悩みを抱えているケースがほとんどです。
こうした悩みを抱えてしまう原因は「書くべき文章の目的を明確にしな いまま、書き始めようとしている」ことにあります。
セールスWebライティングでは、何よりも「〇〇という行動を起こしてもら う」という目的を常に意識することが大切です。
特別な才能や創造性、芸術性などは必要ありません。
ライティングが苦手と思っている方でも、目的をしっかり設定し、いく つかのポイントを押さえれば、反応の取れる文章を書けます。
ホームページで成果を上げたいと考えている場合、セールスWebライティン グは避けて通れません。
次回からは、セールスレターを書くための具体的なポイントをご紹介し ていきます。
セールスWebライティングの基本を知って、成果の上がるホームページを作 りましょう!お楽しみに。