さて今回は、商品写真をホームページに掲載するときの工夫を解説しま しょう。
ホームページで商品を紹介したり販売したりする場合、商品写真は商品 の魅力を伝えるとても重要なポイントです。
写真の出来だけでなく、「どのように掲載するか」を工夫すると、より よい反応が得られます。
商品写真の掲載時に工夫したい点を5つご紹介しますので、ぜひ参考に してみてください。
◆いろんな角度や距離の写真を掲載する
商品を手に取って見られないホームページでは、商品写真が全体像を知 る大きな手がかりです。
それなのに、写真が1つしか掲載されていなかったらどうでしょうか?
例えばアウターウェアの場合、前面からの写真だけではわからない点が たくさんあります。
「後ろ側の模様や裏地はどうなっているのか」
「胸元のワンポイントをもっとよく見たい」
「洗濯表示は?」
など、お客様が知りたいことはたくさんあります。
できるだけ、いろいろな角度や距離で写真を撮って掲載しましょう。
ま た、カラーバリエーションがあるなら、できるだけ全色掲載しましょう。
最近では、360度ぐるっと回してみることができる商品写真を掲載し ているネットショップもあります。
360度撮影ができるツールやサー ビスも出ていますので、必要があれば利用してみてくださいね。
◆出し惜しみせずたくさん掲載する
ユーザー目線で「知りたい」と思う箇所の写真を惜しみなく掲載しま しょう。
インターネット環境やデバイスが充実している最近では、以前のように 画像の掲載枚数を気にしすぎる必要はなくなりました。
商品だけでなく、商品を使用している写真や複数のカラーを並べた写真、 サイズがわかる比較写真など、「どんな写真があればわかりやすいか」 を想像しながら、たくさん掲載しましょう。
◆商品の説明文と連動する写真を掲載する
商品の説明文と掲載する商品写真は、連動しているとわかりやすくなり ます。
例えば、商品がビジネスバッグで、説明文に「インナーポケットにワイ シャツも収納できる」と書いてある場合、お客様はやはり、どんなふう に収納できるのか、写真で見てみたくなります。
同様に「リュック・ショルダー・手提げの3WAY」と説明文があれば、 それぞれどのようになるのかを見たいはず。それらに合わせた商品写真 を掲載してみましょう。
また、商品写真には、短いキャプションをつけて補足説明すると、より わかりやすくなります。
◆利用シーンや利用方法をイメージできる写真を掲載する
「商品を使用しているシーンの写真」を掲載しても効果が高まります。
例えば、インテリア雑貨の場合、商品単体の写真だけよりも、部屋の セットの中に飾られた状態での写真があるほうが、利用シーンを想像し やすくなります。
また、商品が簡単に使えるツールの場合、どれだけ簡単にできるかをイ メージできる手順写真を掲載するのもいいですね。
◆画像の加工も有効に使う
ホームページに掲載する商品写真は、明るさや大きさなどを加工して掲 載すると、より見やすく、印象が良くなります。
写真を撮影してみると、思ったより仕上がりが暗かったり、サイズが大 きかったりと、いろいろなことがあるものです。
それらはちょっとした加工で解決できます。簡単な加工はツールを使っ てそれほど難しくなくできるので、あきらめずにトライしていただきた いと思います。
当社ホームページ作成ツール「NectCms」でも簡単な画像加工ができます。画像加工専用ソフトを使わなく ても簡単に明るさや大きさ、フチを付けるなどの加工ができるので、ぜ ひお試しください。
「NextCms」操作マニュアル「画像の追加や管理」