035 ホームページ上の課題を発見する5つの方法

さて今回は、ホームページ上の課題を発見する5つの方法をご紹介し ます。

お客様を増やせるホームページにするためには、できあがったホームページを改善していくことが欠かせません。

ホームページの改善は、下記のようなサイクルで進めていきます。

ホームページの現状を分析する

→課題を発見する
→課題を解決するための仮説を立てる
→仮説に基づいた施策を作る
→施策を実施する
→効果測定する
→結果を分析してさらに課題を発見する

まず取り組むのは現状分析と課題の発見です。ではさっそく課題を発見する方法を5つ、ご紹介していきましょう。

◆方法1:アクセス解析

現状分析と課題発見の手法として代表的なものはアクセス解析です。 アクセス解析では、ホームページにアクセスしてきたユーザーが

「どこから来たのか」
「サイト内でどのような行動をしたのか」

などが分かります。課題を発見するための基本とも言える方法です。

アクセス解析ツールの導入は低コストで簡単です。【NextCms】のシステムにもアクセス解析が実装されています。

また、有名な解析ツールGoogleAnalyticsとも簡単に連携できますので、 ぜひアクセス解析には取り組んでみてくださいね。

数値やデータを取得するだけでなく、その数値やデータが何を意味する のかを読み取って分析し、課題を発見して改善施策に結びつけていきま しょう。

◆方法2:ヒートマップ

ヒートマップは、ホームページ内の各ページの、

「どこが見られているか」
「どこがクリックされているか」

など、ユーザーの目線やクリックの動きがビジュアルで分かるため、非常に面白い解析ツールです。

「ここを見て欲しかったのに見てもらえてないな」
「ホームページに来ている人はこんなところに興味があるのか」

など、新しい発見ができると思います。

見てもらえていない理由を考え、レイアウトを変更してみたり、文字の大きさを変えてみたり。意外にも興味があると分かった情報を追記してみたり。

ヒートマップはさまざまな改善のヒントをくれるので、試行錯誤しなが らぜひホームページ改善に活かしてみてください。先に紹介したアクセ ス解析ツールと組み合わせて利用すると、より課題が発見しやすくなり ます。

◆方法3:ヒアリングやアンケート

ヒアリングやアンケートは、ユーザーを対象にホームページに関するア ンケート調査やグループインタビュー、ヒアリングを行い、課題を発見 する方法です。

こういうと大袈裟で取り組みにくい方法に感じますが、まずは周りの知り合いにホームページを見てもらって意見を聞くところから始めましょ う。

実際にホームページをご覧になったお客さまの感想を聞くのもとても参考になります。

アクセス解析やヒートマップなどのデータを見るだけではわからない 「ホームページの認知経路」や「訪問の目的」「離脱の理由」「目的の達成具合」などが見えてくるはずです。

もちろん、個々人に聞くので回答者の主観は入りやすくなりますが、さ まざまな視点を知ることができるので、ヒアリングやアンケートで得ら れる情報はとても貴重です。

◆方法4:ユーザビリティテスト

ユーザビリティとは、使いやすさや使い勝手といった意味合いです。 ユーザーがホームページを使っているところを観察して、課題を発見す ることをユーザビリティテストと言います。

ユーザビリティテストでは、ホームページを使っている間の動きや視線、 言葉などを記録して分析し、課題を洗い出します。

これにより、これまでの方法では分からなかった「どうして」「どのように」という理由や心理的要因を見出すことが可能です。

ただ、厳密に行えば、観察するための施設と被験者(モニター)、テス ト結果を分析するエンジニアが必要になるため、非常に大がかり。

方法3でご紹介したように、こまめに周りの人の意見やお客さまの感想 を聞くのでも十分でしょう。

最近では、以前より安価にテストを受けられるようなサービスも出てき ているので、方法の1つとして知っておいていただければと思います。

◆方法5:専門家によるレビュー

WEBコンサルタントなどの専門家にホームページを見てもらって、課題を発見する方法です。

その中でも、ホームページの使い勝手(ユーザビリティ)について、一 定の評価項目に従い、専門家が評価する手法を「ヒューリスティック評 価」といいます。

ヒューリスティック評価は、短期間で効率よく課題を洗い出すことができ、ユーザビリティテストに比べると低コストで行えます。

以上、ホームページ上の課題を発見する5つの方法をご紹介しました。

課題を発見する方法はいろいろあり、状況に応じて複数の方法を組み合 わせると、大きな改善につながる「真の課題」を発見しやすくなります。

ぜひ取り組めるところから、実践してみてくださいね。