240 目標達成するための、ファーストビューの重要性

ビジネスマンにとって、初対面の印象はたいへん重要です。人は第一印象で9割決まるといわれており、それ次第で成約率も変わってきます。

ホームページでも同じことがいえます。サイトに訪れ、最初に目に入る部分「ファーストビュー」で読むか・読まないかが判断されます。
ユーザーが、自分と関係ない内容だと感じれば、すぐに離脱してしまいます。

では、読まれるためには、どのようなファーストビューを心がければよいのでしょうか。今回は、目標を達成するために知っておくべき、ファーストビューの5つのポイントを解説します。

◆なぜホームページのファーストビューが大切なのか?

まずはファーストビューがなぜ大切なのか、改めて振り返りましょう。
ファーストビューで目に入る情報は、ホームページのごく一部です。しかし、すみやかに伝えたい情報を適切に表示しなければ、直ぐに離脱を招いてしまいます。

なぜなら、ユーザーはホームページにアクセスして2,3秒でそのホームページを読むかどうかを判断するからです。その際にユーザーが判断するポイントは、

  • 自分が知りたい情報なのか?
  • 自分にとって読み進めるメリットはあるか?
  • どんな利益(ベネフィット)が得られるのか?

という3点です。

ファーストビューを見てこれらを判断し、その結果として約7割のユーザーが離脱してしまうと言われています。だからこそ、ホームページで成果をあげるには、このファーストビューが重要なのです。

◆ファーストビューで離脱させない5つのポイント

企業のホームページには、それぞれに目標があります。

例えば、

  • ユーザーから申し込みをして欲しい
  • 問い合わせをして欲しい
  • 資料をダウンロードして欲しい
  • サービス紹介動画を見て欲しい など…

こうした目標を達成するためには欠かせない、ファーストビューの5つのポイントご紹介します。

1)ユーザーが見たいであろうページへの導線を入れる

ファーストビューには、ユーザーが見たいと思う情報を入れておかなければなりませんが、スペースには限りがあります。
主張したい情報の1つか2つに絞り、その他の情報については、ページへの導線を入れておきましょう。

2)直感的にボタンがわかるように配置する

ボタンが設置しても、それが「押せるボタン」だと認識されなければ誰も押してくれません。特に「お申し込みボタン」は目標達成に直結します。
具体的には周囲と色を分けて目立つようにしましょう。

3)サービス内容が直感的にわかる画像・デザインにする

ファーストビューに入れ込むメインビジュアルも大切です。
ビジュアルは文章よりも短時間で多くの情報を伝えることができます。
お客さんにどんな利益を与えられるのか、イメージが伝わるものにしましょう。また、不要な情報や画像を削除してみるのもおすすめです。

4)キャッチコピーはターゲットの目線で

人の心に届くキャッチコピーは、メインビジュアルと同様に重要です。
「誰がターゲットか」「何を説明したいのか」というのを踏まえ、ファーストビューのキャッチコピーを作成します。
キャッチコピーが企業目線では、ユーザーの心は動かせません。

5)メイン広告はさりげなく掲載する

ファーストビューはそのページの中でいちばん目に入る部分ですので、広告を掲載するのには効果的です。
しかし、たくさん並べるのは逆効果。ファーストビューに広告を載せるならいちばん見せたいメイン広告だけにしましょう。

◆まとめ

今回は、ホームページの第一印象が決まる、ファーストビューについて解説しました。自社サイトのファーストビューを見直し、ちゃんと伝えたい内容が表示されているかいちどチェックしてみてくださいね。

ファーストビューの表示エリアは、PCやスマホ、タブレットなど、画面サイズによっても変わります。それぞれ見え方を確認しましょう。