さて、中小企業の皆さんや個人事業主の方々がビジネスを始めるにあたり、ほとんどの方がホームページの開設の検討されると思います。
ところが、ホームページを開設したことで、問合せや売上が増えたと感じている方が非常に少ないのが実情です。
つまり、多くの方がホームページ作りにつまづいてしまっているのです。
そこで、今回は中小企業が陥りがちなホームページの失敗理由をご紹介しすので、ぜひ成功へのヒントを掴んでいただければと思います。
◆ホームページで失敗するにはワケがある。
企業がホームページで成果を出せないのは、ホームページ運営のどこかで失敗しているからだと言えます。
今回はありがちな5つの失敗理由について説明していきます。
1)ホームページの安さだけを重視してしまった
ホームページ制作を業者に依頼した場合、その初期費用は30万円からというのが相場です。
なるべく安く作りたい気持ちは十分理解できますが、安く仕上げるために工数を削って依頼することになりがちです。
すると、結果的に必要な情報が足りずSEOの面でも不利になります。
また無料ホームページサービスを使って企業ホームページを作成すると、信頼されにくいホームページになってしまうリスクが非常に高まります。
2)見た目重視・中身軽視のホームページを作成してしまう
Web初心者はデザインにばかり手間をかけがちです。
いくらデザインが良くても、それだけではアクセスは増えません。
成果を求めるなら、デザインよりもSEO対策やコンテンツの質と量を重視してホームページを作る必要があります。さらにユーザーの使いやすさ・見やすさを心がけたデザインでサイトを作りましょう。
3)SEOの知識がない&学ばない
ホームページで集客をしたい人にとって非常に重要になるのがSEO対策です。業者に丸投げしていたり、ひとりの担当者に任せきりにして、SEO対策を学ばなければ、思うような成果は得られません。
特にコロナ時代へと突入した今、集客成功はWebが重要です。
時代に取り残されないためにもWebによる集客に取り組みましょう。
4)業者やネット記事をすぐに鵜呑みにする
WebやSEOの専門知識がないからといって、業者やネット記事の言葉をすぐ鵜呑みにしてはいけません。
業者によっては、都合のよいことばかりを話すかもしれませんし、インターネット記事には誤りも多く含まれています。特にSEOに関する情報は憶測や推測であることがほとんど。SEOに関する知識をつけ、自分自身で対策を考えられるようにしましょう。
5)掲載情報が少なすぎる
会社概要や事業紹介など、必須ページだけではホームページで集客することは困難です。現在では、どの企業もWebサイトを開設しており、他者との差別化やSEO対策による上位表示を狙う必要があるからです。
例えば、AとBの治療院のホームページがあった場合、下記ではどちらに行ってみようと感じられるでしょうか?
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- 【サイトA】コースと価格だけを載せたHP
- 【サイトB】手軽なストレッチ方法やお客さんの声などが充実したHP
この場合、もちろんほとんどの方がBを選択するでしょう。
Googleのガイドラインでも「情報量が豊富で便利なサイト」を高評価すると記載されています。
◆まとめ
今回は、ホームページで失敗しがちな5つの理由をご紹介しました。
中小企業のホームページでは、時間と費用の問題から、情報が少なかったり、更新頻度が低くなりがちです。
ホームページで成果を出すには、安さだけを求めずしっかりとユーザーが求める内容を作成していくことが重要です。