企業の基本情報を掲載したホームページを一般的に企業サイト、またはコーポレートサイトと呼びます。今では、ほとんどの企業が開設しているものですが、これだけでは集客にはあまり結びつきません。
近年では企業サイトをオウンドメディア化して、アクセス数を増やし、集客力を高める施策が盛んになってきました。
そこで、今回は企業サイトをオウンドメディア化するメリットについて解説していきます。現在、基礎情報のみを掲載している方や、これから新たにWebサイトを開設する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
◆企業サイトとオウンドメディアの違い
企業サイト(コーポレートサイト)とは、企業や店舗などの「事業者」のことを紹介するホームページのことを指します。
企業サイトは、名刺や看板、プロフィールにも例えられますが、会社の所在地や連絡先、経営者や経営理念、また扱っている製品などの情報を掲載したものです。
そうした詳細な企業情報を掲載することで、ブランドイメージを伝えることができ、同時に信頼を得ることができます。
一方でオウンドメディアとは、「自社で保有するメディア」の総称です。
Webマーケティングにおいては、自社で運営するWebマガジンのようなサイトをイメージするとよいでしょう。
顧客に有益な情報を発信することで集客し、その関係を強化することができるため、顧客の購買意欲に繋がりやすいのが特徴です。
◆企業サイトのオウンドメディア化
近年では、企業サイトがひとつのメディアとなり、オウンドメディアとして情報を発信することが増えてきました。 これを企業サイトのオウンドメディア化と呼びます。
オウンドメディア化するメリット
これまで企業情報のみを載せていたサイトをオウンドメディア化するメリットは大きく分けると下記の3つに集約できます。
1)企業サイトのアクセス数が増える!
企業サイトだけの場合は、企業名や商品名をすでに知っていたり、求人サイトなど、限られたリンク先からしかホームページに訪れる可能性は見込めません。
しかし、オウンドメディア化し、ユーザーに有益な情報発信していくと、記事のなかに書かれた検索キーワードからの流入が増えていきます。SNSで記事がシェアされれば、流入数もさらに増加します。
2)コンテンツが増えるにつれ、ドメインの価値が上がる!
コンテンツの配信を重ね、サイトのページ数が増えていくと、ドメインの価値も上がり、上位表示につながっていきます。
以前は、ページを一つ作るには専門的な知識が必要でしたが、CMSを利用したWebサイトであれば、簡単に記事コンテンツを更新することができます。
ちなみに【NextCms】では、初心者でも扱えるCMSを利用するのでどなたでも簡単に記事を作成できます。
3)お客様に社内の雰囲気や商材・サービスを知ってもらえる!
また、記事コンテンツを更新することで、企業や製品(サービス)をより深く知ってもらえる点もメリットのひとつ。
一方的に製品をアピールするのではなく、ユーザーに求められている有益な情報を提供することで、信頼感を獲得することができ、企業、製品・サービスのファンになってもらうことができます。
自社のファンになってもらった人には、メルマガ会員になってもらったり、セミナーに参加してもらいながら、関係を深めていくことができます。
◆まとめ
今回は、企業サイトをオウンドメディア化する3つのメリットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
企業サイトに良質な記事コンテンツを継続的に掲載していくことで、サイトへのアクセスが増え、結果的に検索上位に表示されるようになります。