105 「コンバージョン」とは?

今回はホームページを運用するうえでとても大切な 「コンバージョン」についてお話していきます。

「コンバージョン」は、英語でconversionと綴ります。 直訳すると転換や変換という意味になります。

でも、ホームページの転換といわれても、 あまりピンときませんよね。

Webマーケティング用語として使われる場合、 どのような意味を指しているのでしょうか?

コンバージョンを正しく理解すれば、 ホームページの費用対効果を知り、 改修ポイントを発見することができます。

◆コンバージョンとは何か

Webマーケティングでいう「コンバージョン」とは、 ホームページの訪問者が、そのホームページの目標として設定した 行動を起こしてくれた状態を指します。

つまり「訪問者」が「お客さん」に変換された状態です。

【NextCms】を例にすると、 ホームページの訪問者が、

  • 無料受講相談を申し込んだ
  • ホームページ作成教室受講を申し込んだ

などが「コンバージョン」として定義することできます。

それが収益に直結していなくても、 Webサイトを運営する上での目標を満たす行動であれば、 「コンバージョン」になり得ます。

ですからホームページを通して、

  • 商品を購入した
  • 資料を請求した
  • イベントに参加を申し込んだ
  • スタッフの求人に申し込んだ

といった行動もすべて「コンバージョン」になり得ます。 1つのホームページに1つのコンバージョンとは限りません。

また訪問者数のうち、 どれだけコンバージョン数があるかを測る指標を コンバージョン率(CVR)と呼びます。

◆「コンバージョン」から見えてくるもの

  • 費用対効果

コンバージョンを定義すると、 そのホームページの費用対効果を明らかにすることができます。

ホームページにどれだけ訪問があり、 そのうちどれだけコンバージョンがあったのか――。

それを計算すれば、 1人のお客さんを獲得するのにどれほど費用が かかっているのかがハッキリします。

ホームページの運用に多額の費用をかけているのに コンバージョン数が上がらなければ、 何らかの対策を講じる必要があります。

  • サイト改善の施策

コンバージョン率からは、 ホームページの改善すべきポイントが見えてきます。

たとえば、 訪問者数が順調に伸びているのにコンバージョン率が低ければ、 コンバージョンを改善するための施策が 必要であることがわかります。

またコンバージョン率が伸びているのに、 訪問者数があまり増えないのであれば、 コンバージョンしやすいユーザーをより多く集めるための 施策をおこなう必要があります。

コンバージョンを測定するには、 無料で使用できる「Googleアナリティクス」を利用しましょう。

以下の記事では、Googleアナリティクスについて詳しく 解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。