今回はホームページを運用するうえでとても大切な 「コンバージョン」についてお話していきます。
「コンバージョン」は、英語でconversionと綴ります。 直訳すると転換や変換という意味になります。
でも、ホームページの転換といわれても、 あまりピンときませんよね。
Webマーケティング用語として使われる場合、 どのような意味を指しているのでしょうか?
コンバージョンを正しく理解すれば、 ホームページの費用対効果を知り、 改修ポイントを発見することができます。
◆コンバージョンとは何か
Webマーケティングでいう「コンバージョン」とは、 ホームページの訪問者が、そのホームページの目標として設定した 行動を起こしてくれた状態を指します。
つまり「訪問者」が「お客さん」に変換された状態です。
【NextCms】を例にすると、 ホームページの訪問者が、
- 無料受講相談を申し込んだ
- ホームページ作成教室受講を申し込んだ
などが「コンバージョン」として定義することできます。
それが収益に直結していなくても、 Webサイトを運営する上での目標を満たす行動であれば、 「コンバージョン」になり得ます。
ですからホームページを通して、
- 商品を購入した
- 資料を請求した
- イベントに参加を申し込んだ
- スタッフの求人に申し込んだ
といった行動もすべて「コンバージョン」になり得ます。 1つのホームページに1つのコンバージョンとは限りません。
また訪問者数のうち、 どれだけコンバージョン数があるかを測る指標を コンバージョン率(CVR)と呼びます。
◆「コンバージョン」から見えてくるもの
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費用対効果
コンバージョンを定義すると、 そのホームページの費用対効果を明らかにすることができます。
ホームページにどれだけ訪問があり、 そのうちどれだけコンバージョンがあったのか――。
それを計算すれば、 1人のお客さんを獲得するのにどれほど費用が かかっているのかがハッキリします。
ホームページの運用に多額の費用をかけているのに コンバージョン数が上がらなければ、 何らかの対策を講じる必要があります。
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サイト改善の施策
コンバージョン率からは、 ホームページの改善すべきポイントが見えてきます。
たとえば、 訪問者数が順調に伸びているのにコンバージョン率が低ければ、 コンバージョンを改善するための施策が 必要であることがわかります。
またコンバージョン率が伸びているのに、 訪問者数があまり増えないのであれば、 コンバージョンしやすいユーザーをより多く集めるための 施策をおこなう必要があります。
コンバージョンを測定するには、 無料で使用できる「Googleアナリティクス」を利用しましょう。
以下の記事では、Googleアナリティクスについて詳しく 解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。