104 ホームページに使用する画像最適化3原則

さて、みなさんはホームページで使用する画像に どれほどこだわっていますか?

ホームページに掲載する画像は、 企業のサービスや商品を魅力的に伝えるうえで 欠かすことのできない重要な素材です。

最適な画像を選ぶことは、 ホームページの見た目を良くするだけでなく、 読み込み時間を早め、 検索エンジンで上位に表示させるはたらきもあります。

今回は、ホームページで使用する画像を より有意義なものにするために必ず知っておきたい、 ホームページ画像の最適化3原則についてお話します。

◆原則1.なるべく高品質な画像を使う

ホームページに掲載する写真は、 来訪者に商品やサービスを 魅力的に伝えるための素材です。

可能な限り高品質な画像を使いましょう。

プロに頼む余裕がないからといって、 ピンぼけや、ゆがんだ写真を使用していると、 企業のイメージを損ないます。

写真素材サイトを利用すれば、イメージにぴったりな 画像を手軽に利用することができます。

写真素材サイトには、 有料・無料さまざまなサイトがありますが、 そのメリット・デメリットは以下の通りです。

  • 無料の画像素材サイト
    規約の範囲内であれば無料で写真を 使用することができます。

しかし、手軽に利用できるため他社でも 同じ写真が使われているかもしれません。

またロイヤリティフリー=著作権フリーではないので、 規約をよく理解したうえで利用する必要があります。

一例として、下記のような無料サイトがあります。

▼写真AC
https://www.photo-ac.com/

▼Pixabay
https://pixabay.com/ja/

▼ぱくたそ
https://www.pakutaso.com/

  • 有料の画像素材サイト
    無料サイトと比べると 質と量の豊かさの点で優れています。

あらかじめ欲しい画像のイメージが 決まっていれば、有料サイトで探す方が確実です。

一例として下記のような有料サイトがあります。

▼Fotolia
https://jp.fotolia.com/

▼PIXTA
https://pixta.jp/

▼123RF
https://jp.123rf.com/

自社の商品やサービスの写真は やはり自前で用意する必要があります。

簡単なコツさえふまえて撮影すれば 各段にクオリティをアップさせることができます。

◆原則2.ファイル形式を使い分ける

ホームページ作成で使用する画像のファイル形式には、 「JPEG」「PNG」「GIF」の3つがあります。

各ファイル形式はそれぞれ向き不向きがありますので、 適切なファイル形式を使い分けましょう。

データの重い画像ばかりを使用すると 表示速度が遅くなり、Googleなどの検索エンジンの 評価を下げてしまう可能性があります。

それぞれのファイル形式の特徴は下記の通りです。

  • JPEG :
    背景写真や商品・人物写真など、 ほとんどの写真素材に適した形式です。 PNG形式に比べてファイル容量が小さく、 すべての色を使用できるのが特徴です。
  • PNG :
    文字を多く含んだ画像やロゴなど、 写真以外の画像に適した形式です。 画像を拡大したり、同じ画像を何度加工しても 画質が劣化しないのが特徴です。 PNG には、8bitと24bitがありますが、 より高品質な24bitで保存することをおすすめします。
  • GIF :
    色数の少ないアイコンやボタン、 ロゴなどの画像素材に適した形式です。 使用できる色数は256色ですので、写真には不向きです。

◆原則3.何の画像か説明するファイル名をつける

画像を用意できたら、 その画像に適切な名前をつけましょう。

もしも「DSC12345.png」や「Photo123.jpg」 といったファイル名であれば、 ファイル名を変更する必要があります。

Google などの検索エンジンは、 写真の内容を読み取ることができませんが、 画像ファイル名は読み取ることができます。

例えば、東京駅の写真であれば「tokyo-station.jpg」の ように何の画像か説明されたファイル名に変更すれば、 検索結果にも好影響を与えます。

ファイル名を「東京駅.jpg」のように 日本語にしているとエラーが発生したり、 画像そのものが表示されない場合もあります。

以上、ホームページで使用する 画像の3原則を紹介しました。