前回は「ホームページ作成でやってはいけないこと」をコンテンツと運営の視点から紹介しました。引き続き今回は、デザインの視点からやってはいけないことを紹介します。
見た目のカッコ良さばかりを重視したデザインは、予想外の不評を買うことがあります。
一方的に情報を押しつけることなく、訪問者が知りたい情報をしっかりと伝えられるデザインを意識することが大切です。
◆デザインに関するNG
6.文字が読みにくい
文字が小さすぎると読みにくく、途中で読むのをやめたくなります。また文章を目立たたせようと派手な色を使い、目がチカチカして逆に読みにくくなっているホームページをたまに見かけます。
せっかく苦労して文章を作成したのに、文字の大きさや色が不適当だと魅力的な文章も台無しです。読みやすさを重視して、適切な文字を表示させましょう。
7.音楽・動画が自動再生される
ホームページを開いた途端に、大音量で音楽や動画が自動再生されてしまうホームページを見かけることがあります。
もしもオフィスや電車内などでページを開いて、急に大音量が放たれたら、もうそのホームページを開こうとは思いませんよね。
どうしても自動再生させたいのであれば、音量をミュートに設定しておくか、停止ボタンをわかりやすい位置に設置しましょう。
8.スマホに対応していない
現在、ホームページの閲覧者の約8割はスマホからだといわれています。PCサイトをスマホサイト化する、「スマホ最適化」が当たり前の時代になってきています。
PCにしか対応できない従来のホームページは、スマホで表示された際に大変見にくいものになります。
見る人の画面サイズによってページのレイアウトやデザインを柔軟に調整してくれる「レスポンシブルデザイン」で作れば、どの環境の人でも見やすい表示になります。
弊社が提供する、【 NextCms】では、PC用ホームページを更新すれば自動的にスマホ用に変換されるようになっています。
9.アニメーション効果を多用する
ホームページにアニメーションを加えることで、閲覧者の目を飽きさせない効果が期待できます。一方で、ホームページのあちらこちらが動くと煩わしい印象を与えてしまいます。
アニメーション効果は、最小限にとどめるように心がけましょう。
10.ナビゲーションメニューに英語を使用
日本人向けのサイトであれば、難しい英語をナビゲーションメニューに使うのは賢明ではありません。デザイン性を重視して英語で表記しても、訪問者の誰もが理解できるとは限りません。
企業のホームページでは、一般的に使われている英単語程度にとどめ、日本語を併記するなどわかりやすさを第一に考えましょう。
以上、ホームページ作成でやってはいけない10のことを2回にわたってご紹介しました。 ホームページ作りでやってはいけないポイントは、訪問者の視点に立って見ていくと自然に気づくことがます。
これからホームページを作成される方、改修を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。