さて今回は、「お客様との接触回数を増やして、選ばれやすくなる方法」 を解説します。
◆接触回数が増えるほど選ばれやすくなる
ホームページに限らず、人には、「同じ人や物に接する回数が増えるほ ど、その対象に対して好印象を持つ」という心理があります。
この心理には「ザイオンス効果」という名前がついていて、いろいろな ところで使われています。
例えば、保険会社の営業マンの方が、年末になると来年のカレンダーを 持ってきたり、暑中見舞いハガキを送ってくれたりします。これも、ザ イオンス効果を見込んでのことだと考えられます。
接触回数が増えるほど親近感や信頼感が増し、選んでもらいやすくなる のです。
ホームページを活用していくにあたっても、ユーザーとの接触回数を増 やすことを意識すると、「競合に比べて選ばれやすくなる」と言えます。
では、インターネットを活用して接触回数を増やすには、どのような方 法があるのでしょうか。
◆接触回数を増やす4つの方法
インターネットを活用して接触回数を増やす代表的な方法には、以下の 4つがあります。
<1.メールを定期的に配信する>
定期的にメールを送ることで、お客様との接触回数を増やします。 何度もメールを受け取って内容を読むと、親近感が増します。
このとき大切なのは、メールの内容がお客様の役に立つものであること です。商品をアピールするだけのメールでは、回数を増すごとに開封さ れなくなってしまいます。
<2.SNSを定期的に更新する>
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを更新することでも、お客 様と接触する回数を増やせます。
また、LINEの活用も増えてきました。
SNSは、宣伝というよりも「ファンづくり」の感覚で取り組むこと、 共感が得られる投稿内容を工夫することが大切になってきます。
<3.ホームページやブログの記事を更新する>
ホームページに新しい情報を追加したり、ブログの記事を更新したりす ることも取り組みの一つになります。
記事の更新をメルマガやSNSで紹介し、そこからホームページへアク セスしてもらえば、接触回数を増やせます。
<4.リターゲティング広告を使う>
一度訪れたホームページの商品広告が、その後、ネット閲覧中に繰り返 し表示されるのを経験している方も多いでしょう。
これは、リターゲティング広告と呼ばれるものです。こういった広告を 使うと、商品がお客様の目に触れる回数を増やすこともできます。
◆接触回数を増やす際の注意点
接触回数を増やすザイオンス効果は、成約率アップに効果的ですが、活 用する際には注意点があります。
それは、「接触回数を増やしても、嫌いなものは好きにならない」とい う点です。
例えば、すでに信頼感を損なっている相手からたくさんのメルマガを送 られても、かえって嫌な印象を深めるだけです。
最初の接触を大事にすること、そして、接触を増やすにあたってはセグ メント(お客様の分類)をしっかり行うことが大切です。
接触回数を増やすことが効果的なお客様を特定して、取り組んでいける といいですね(^^)。
今回は、顧客心理にある「ザイオンス効果」をもとに、接触回数を増や す方法についてご紹介しました。
接触回数を増やすには、ホームページ内のコンテンツを追加したり更新 したりして、新鮮な情報を出し続けることも大事な取り組みの一つです。
【NextCms】は、CMSというシステムでホームページを 制作するので、更新が簡単にできます。
自社でもホームページのコンテンツを手軽に更新することが可能になる ので、お客様との接触回数を増やすのに便利です。