037 ホームページでの指標「回遊率」について1/2

さて、今回からはホームページでの成果をあげるために重要な指標「回 遊率」について2回に渡り解説します。

1回目の今回は、回遊率についての基本的な知識をおさえていきましょ う。

◆回遊率とは

回遊率は、

1人の訪問者がホームページ内のページをどれだけ閲覧したか

を表すものです。

回遊率は「1訪問あたりのページビュー(1訪問/PV)」で示されま す。ページビューは、「ページ閲覧数」と考えていただければ良いです。

例えば、「検索結果からトップページに入ってきて、トップページだけ 見て、検索結果へ戻ってしまった」という場合、1訪問あたりのページ ビュー(ページ閲覧数)は1となります。

「検索結果からトップページに入り、別のページに移動した後、ホーム ページを閉じた」という場合、ページビューは2です。

回遊率が高いほど、ホームページ内のたくさんのページが閲覧されてい ることになり、訪問数が少なくてもページビューが増えます。

◆回遊率はなぜ重要なの?

回遊率は、ホームページの「状態」を示すとても重要な指標です。

回遊率が高い(=1人の訪問者がたくさんのページを閲覧している)と いうことは、

・ホームページ内の誘導がうまくいっている
・ページの内容に訪問者が興味を持ってくれている
・訪問者とコンテンツの内容がマッチしている

という良い状態であると考えられます。

ホームページをこのような「良い状態」にしておくと、次のような効果 が期待できます。

・ホームページ内に掲載されている商品やサービスへの理解が進む
・購入など成果を発生させるページへの接触頻度が高まる
・リピーターになってくれる可能性が高まる

回遊率を高めると、こうした効果により、成果が発生しやすいホームペ ージになっていくはずです。

現在お持ちのホームページの回遊率がどれぐらいなのか、ぜひチェック してみてください。弊社NextCmsのアクセス解析でも、Googleアナリティ クス等でも確認できます。

現在の数値を把握した上で、「この数値をアップしていくには何をした らいいのか?」と考えていきましょう。

次回は、実際にホームページの回遊率をアップするためにチェックした いポイントや実施したい施策をご紹介します。お楽しみに。