ページタイトルとは、ブラウザ(インターネットを閲覧するためのソフト)のウィンドウ左上の「タイトルバー」部分に表示される文字のことをいいます。
この「ページタイトル」部分は、検索エンジンが非常に重要視しています。
「タイトルバーに表示されているキーワードは、そのページを表す『重要な単語』が使われているに違いない」と検索エンジンが判断するため、ここに含まれたキーワードが非常に重視されるのです。
ですから、ページタイトルに上位表示したいキーワードを入れておくと、検索結果の上位に表示されやすくなります。
ここでは、ページタイトルを決める時の考え方を説明いたします。
ページタイトルにキーワードを含めましょう
ページタイトルには、上位表示したいキーワードを含めましょう。特に「トップページのページタイトル」の設定は必ず行っておきましょう。
例えば、こだわりの「手打ちうどん」を売りにしている「うどん屋さん」だったら、ページタイトルに「手打ちうどん」というキーワードを含め、「手打ちうどんの○○○屋」というふうに設定します。
すると検索エンジンで「手打ちうどん」というキーワードで検索された際に、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。
ただし、タイトル部分にあまりたくさんのキーワードを詰め込みすぎると、ひとつひとつのキーワードの効果が薄まってしまうので、重要な単語を厳選しましょう。 ページタイトルに含めるキーワードの数は3つ以内がおすすめです。
また、文字数も多すぎるのは禁物です。30文字以内※で設定しましょう。
※表示される文字数は、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)や、ブラウザ表示などによって異なりますが、全角28文字~30文字を超えると、その後ろの文章は「・・・」で省略されてしまいます。
単語の羅列ではなく自然な日本語にしましょう
さて、「ページタイトルにキーワードを含めましょう」と言うと、ただキーワードを羅列して設定してしまうケースが少なくありませんが、単語の羅列はおすすめできません。
なぜなら、ページタイトルは検索結果の見出しになる部分だからです。
ネット検索をしている人は、検索結果の見出しを読みながら、どのサイトをクリックするか判断します。その時、ただキーワードが羅列してあるだけの見出しだったらどうでしょうか?クリックしたくなるでしょうか?
たとえば、手打ちうどんのお店の場合、「○○屋 手打ちうどん 香川県 高松市」という見出しと「手打ちうどん○○屋:香川県高松市のおいしいうどんならお任せ」という見出しだったら後者をクリックしたくなると思います。
せっかく検索結果で上位表示されてもクリックしてもらえなければ意味がありません。検索した人が思わずクリックしたくなるようなページタイトルにするというのも大変重要なポイントなのです。
そのためには、単語の羅列ではなく自然な日本語にしておくことが肝要なのです。
御社のご商売が地域商圏なら地域名キーワードも忘れずに
また、商圏が地元に密着している企業の場合、駅名や市区町村名といった「地域名」をページタイトルに含めると、検索エンジンに上位表示されやすくなります。
地域名は、1~4つくらいを目安にページタイトルに含めましょう。
厳選した3つのキーワードの他に、地名のキーワードを1~4つ含めていただいて構いません。
たとえば、香川県高松市のうどん屋さんの場合でしたら、「手打ちうどん○○屋:香川県高松市のおいしいうどんはお任せ」というふうにページタイトルに地域名を含めるというわけです。
なお、都道府県名や市区町村名は、「香川」ではなく「香川県」、「高松」ではなく「高松市」という風に県や市まで必ず記載しましょう。「香川県」と記載しておけば、「香川」という検索でも「香川県」という検索でも両方の検索結果に表示されるようになります。
まとめ … ページタイトルの考え方のポイント
ページタイトルを考える際のポイントは下記の通りです。
・上位表示したキーワードを3つ以内で含める
・商圏の場合は地域名キーワードも含める(1~4つ)
・単語の羅列ではなく自然な日本語にする
・30文字以内で考える
ページタイトルを考えるときは、このポイントをしっかりと押さえているかどうかをチェックしておきましょう。