求人広告を掲載したのに、思うように応募が集まらなかった経験はございませんか?
実は求人に大切なのは自社の採用サイトです。求人広告を目にした求職者は必ずと言っていいほど企業の採用サイトを見て、判断しているからです。
さらにコロナ時代に入ってからは、就活のメイン舞台がオンラインになり、企業の採用専門サイトがより重要になってきています。
そこで今回は採用専門サイトについて詳しく解説していきます。
◆採用専門サイトとは?
採用専門サイトと集客を目的としたホームページとは、ターゲットとホームページの内容が異なります。
例えば企業やそのサービス全般の情報を掲載したコーポレートサイトでは、その企業のターゲット全般に向けて作られます。
一方、採用専門サイトでは、求職者に対して採用情報を魅力的に伝えることが重要になってきます。事業内容などについて理解してもらうこと必要ですが、応募の決め手となるのは、仕事内容やオフィス環境、一緒に働く社員、福利厚生など、働くことに関連するコンテンツが中心です。
◆採用専門サイトを作るメリット
1)求職者に企業のことを深く知ってもらえる
求人広告は掲載できる情報に限りがあります。文字数や写真の数なども制限があります。しかし採用専用で制作する採用サイトはそれらの制限がありません。求人広告では伝え切れなかった内容をしっかりと伝えることができるのです。
豊富な情報によって会社の魅力を訴求することで、求職者に対して自社の特徴をしっかりと伝えることができます。
2)自社にマッチした人材が集まりやすい
詳細な情報を提供できることによって、入社後のギャップを少なくすることができます。
限られた文章だけでは、入社後に「こんなはずじゃなかった」とお互いに感じることもあります。 これでは双方にとってマイナスでしかありませんよね。
採用サイトがあれば、職場や仕事風景、仕事仲間などの姿を写真や動画でも紹介できるので、求職者は入社後の姿をイメージしやすく、早期退職を防ぐことにもつながります。
3)イメージブランディングにもなる
現在では、求職者のほとんどがインターネットで仕事を探します。大手転職サイトなどではなく、直接企業の採用専門サイトを見て応募してくる求職者も多くなってきています。
自社の採用専門サイトがあれば、転職サイトだけに依存せずに採用活動を行なうことが可能になります。社内の雰囲気を理解してもらいやすくなるため、一般消費者に親しみを感じてもらうことが可能です。
◆採用専門サイトに必要なページ
効果的な採用専門サイトには、大きく分けて下記の3つコンテンツが必要です。
- 事業内容、会社の考え方
- 仕事のこと、求人情報
- 一緒に働く人、社風、働く環境
では、ひとつずつ見ていきましょう。
<事業内容、会社の考え方>
具体的には、「会社概要」や「代表者のあいさつ」です。
求職者は会社に興味を持ってもらうには、会社の事業内容や戦略などを伝えるコンテンツは不可欠です。
「代表者のあいさつ」も会社への理解を深めてもらうために大切です。
<仕事のこと、求人情報>
具体的には、職種ごとの「募集要項」や「当社の1日」です。
職種ごとに募集要項を載せ、仕事のシチュエーションを写真と文章で説明していきます。「当社の1日」を載せることで、求職者はよりイメージしやすくなります。
<一緒に働く人、社風、働く環境>
具体的には、「先輩の声」「経営理念」などです。
求職者が気にしているのが人間関係です。経営者や先輩など、一緒に働く人がどんな人なのかによって応募するかどうかを決める人も少なくありません。
インタビュー形式で、「働く環境」「 勤務してよかったことなど」を伝えることで、第三者の視点から会社で働くメリットを伝えられます。
まとめ
さて今回は「採用専門サイト」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。オンラインでの就活がより活発になってきた今、企業にとって採用専門サイトの意義も大きくなっています。
求職者からの応募を増やしたい方は、ぜひ求職サイトの開設を検討してみてはいかがでしょうか。