立派なホームページを作ってもお客さんに見て頂かなければ、意味がありません。そのためには、ちゃんと検索エンジンに評価される必要があります。
ホームページ運営は、完成してからが始まりです。今回はGoogleなどの検索エンジンに評価されるためにすべきことを解説していきます。
これからホームページを運営していこうとお考えの方は、ぜひ最後までお読みいただいて参考になさってくださいね。
◆検索サイト(Google)にホームページが表示されるまで
まずはホームページが検索サイトに表示されるまでの流れを確認しておきましょう。
1)インターネット上にホームページを公開する
ホームページを公開しても検索結果に表示されるまで時間がかかります。
早ければ2、3日ですが2ヶ月以上かかることもあります。
2)検索データベースを作成するプログラムがホームページを巡回
クローラーと呼ばれるプログラムがリンクをたどってホームページを巡回することで、コンテンツの内容を検索エンジンに伝えます。
3)ホームページの情報がデータベースに登録される
これをインデックスと呼びます。
インデックスされるとようやく検索した時に表示されるようになります。
Googleなどの検索エンジンは、アルゴリズムと呼ばれる検索順位を決定付けるロジックを持っています。ユーザーにとって有益なコンテンツであるかどうか、という点が評価基準となります。
1)Googleサーチコンソールに登録する
Googleサーチコンソール(Google Search Console)とは、Googleが無料で提供しているインターネット検索の分析ツールです。
ホームページを運営する上で便利な機能が沢山ありますので、検索上位を目指すためには必ず登録しておきましょう。
サーチコンソールに登録しておくと、Googleが自社サイトをどのように認識しているか確認できるだけでなく、ユーザーがどんなキーワードで検索しているかも確認することができます。
また早くクローラーに巡回してもらう機能もあります。
2)サイトマップを送信する
サイトマップというのは、ホームページ全体の構成を地図のように一覧で記載しているページのことです。サイトマップを用意しておくことで、サイト内のページを検索エンジンに知らせることができます。
サイトマップをサーチコンソールに送信することで、新しいページが早く検索結果に表示されることがあります。初めてホームページ公開したときやサイトの内容を大きく変更した際にはサイトマップ送信をしましょう。
3)インデックス登録をリクエストする
ホームページの情報をデータベースに登録することはインデックスと呼ぶことを初めに解説しましたね。ホームページの情報がデータベースに登録されていなければ検索結果にも表示されません。
新しく作成したページや修正したページを少しでも早く検索エンジンに認識してもらうためにはインデックス登録をリクエストすることが有効です。こちらもサーチコンソールから行うことができます。
4)Googleマイビジネスに登録する
「Googleマイビジネス」とは、自社の店舗情報を登録することで、Googleの検索結果やマップでその情報を表示させることができる無料ツールです。
Googleマイビジネスに登録すると、屋号などを検索した際に画面右側にビジネス情報が表示されるようになり、通常の検索結果よりも上位に表示される可能性もあります。自社サイトへのアクセス数を増やすことにもつながりますので、店舗ビジネスを展開している方はぜひ活用するよようにしましょう。
5)関連性のあるページ同士リンクさせる
リンクには、自社サイト内の内部リンクとその他のページとの外部リンク(被リンク)の2種類があります。
クローラーはリンクをたどって巡回していきます。関連性のあるページをリンクさせておくと、ページの修正した際に検索結果に早く反映されるようになります。またリンクが集まっているページは、Googleから評価されやすくなります。SNSでコンテンツを宣伝したり、関連サイトと相互リンクを貼ってもらうようにしましょう。
まとめ
今回は検索エンジンに評価されるためための施策を5つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ホームページ運営をしていくうえでは欠かせない基本ですが、なかなか出来ていない方も多いかもしれませんね。