268 魅力的なコンテンツ?

ほぼすべての企業でホームページを運営している現在、自社の魅力的なコンテンツによって、他社と比較された際に選ばれるサイトを構築することが求められています。

それにはホームページのコンテンツにストーリーテリングを導入すると効果的です。そこで今回は、ホームページのコンテンツ作りにおけるストーリーテリングについてお話していきます。

◆ストーリーテリングとは?

ビジネスにおけるストーリーテリングとは、企業やお店が伝えたいブランドコンセプトや商品(サービス)、顧客のメッセージなどを物語化することによって、共感を呼ぶ施策です。

優れたストーリーを持っている企業は、共感を呼び、インターネット上でも拡散されやすくなり、結果的に自社サイトの訪問者数を増やすことが可能です。しいては売上にも繋がっていきます。

ストーリーは、これまで接点のなかった人と企業を結び付けるきっかけとなりうる力を持っています。
企業やその商品(サービス)の持つストーリーに共感した人は、その商品や企業のファンになり、そのストーリーを発信者となることが期待できます。

◆ストーリーテリングの効果

では、実際になぜお客さんに受け入れられやすいのか、その具体的な理由についてお話していきましょう。

1)ストーリーは人々の記憶に残りやすい

スタンフォード大学ジェニファー・アーカー教授の研究によると、ストーリーは事実や数値を列挙より、最大で22倍も記憶に残ったといいます。
その理由は、ストーリーをデータと一緒に使用することで、知的にも感情的にも揺さぶられるから。

競合他社よりも優れている点や自社のPRを羅列しただけではお客さんの心には深く刺さりにくいのです。

2)お客さんが商品(サービス)を購入する理由を的確に伝えられる

お客さんがあなたの商品(サービス)に関心を持つのには必ず理由があります。

例えば、当社のホームページ作成サービスの会員さまであれば、

    • ホームページを作りたいけど知識がない
    • 自社で作成・更新が出来るようになりたい
    • ホームページ作りに慣れるまでサポートをしてほしい。
    • 分からないことがあったら、サポートを受けたい

といった課題や悩みを抱えていて、それらを解消する理由で【NextCms仙台】をご利用頂いています。

3)ストーリーはファンを作ることができる

企業や商品(サービス)には必ず人が携わっています。お客さんの感情 を揺さぶることができるのも人です。

経営者の想いや理念、商品開発者の苦労の物語、サービスを活用した顧客の変化など、顧客を明確にしたストーリーは人の心を突き動かし、ファンとなっていきます。

◆本当のストーリーを伝える

ストーリーに人を突き動かす力があるといっても、嘘はいけません。
嘘や作り話ではなく、企業や商品(サービス)にまつわる実際のエピソードでなければなりません。

さらには企業が伝えたいメッセージやコンセプトが盛り込まれ、観た人が誰かに伝えたくなるものが好ましいでしょう。そうすれば、あなたの物語に共感する人はさらに広がっていきます。

まとめ

今回は企業サイトのコンテンツにストーリーテリングを効果的に活用する方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

企業のもつストーリーは、お客さんを引き付ける財産です。でも何でも良いわけではありません。

人々の興味をひき、記憶に残り、そして人に伝えたくなるような自社独自のストーリーをホームページのコンテンツに載せてみてください。