255 店舗ビジネスに「MEO対策」

長引くコロナ禍のなか、集客に悩まれている方は多いのではないでしょうか。特に飲食店をはじめとした店舗を構えてビジネスをされている方々にとって、深刻な状況が続いています。

もし、あなたがまだ「MEO対策」をしていなければ、今後ますます苦戦を強いられるかもしれません。そこで、店舗ビジネスを展開されているあなたに今すぐ「MEO対策」始めることをお勧めします。

MEOとは、マップエンジン最適化を指し、すでに多くの方々が取り組んでいる非常に重要な施策です。今回は店舗ビジネスをする方々にとって、欠かすことが出来なくなってきた「MEO対策」について解説します。

「MEO」とはMap Engine Optimizationの略で、ユーザーが検索した際にマップ上で表示されやすくする施策を指します。

MEOは簡単に無料で始められます。まずはGoogleマイビジネスのアカウントを作成し、必要な情報を記載するだけでも効果が期待できます。

通常のWebサイトを上位表示させるには時間をかけてしっかりと対策を講じなければ難しいものです。それに比べて、MEOはまだ上位を狙いやすく大きな効果が期待できます。また上位表示されるまでの時間も、SEOよりも早い特徴があります。

どんなワードでもGoogleマップに表示される訳ではありませんが、ユーザーのニーズに合わせて地図に表示されるケースが増えています。

例えば、「近くの中華」と検索すれば自分がいる場所から近い中華料理店の地図が店舗情報と共に表示されます。そこではひと目でイートインのみなのか、テイクアウトをしているのか、あるいは宅配にも対応しているのか、さまざまな情報を確認することが可能です。

上記の様に、ユーザーの検索ニーズが明確なことが多く、Googleマップ上で表示されている店舗情報を見て、すぐに問い合わせをしたり、そのまま地図を確認しながら店舗を訪ねるなど、ユーザーが行動を起こすまでが早いのも特徴です。

それでは、実際にどのようにMEO対策を進めていくか、簡単に流れを追っていきましょう。

まずはGoogleマイビジネスに店舗の情報を登録します。
Googleマイビジネスに店舗の情報を登録しなければ、始められません。

次に、登録したGoogleマイビジネスに情報を入力していきます。MEO対策で上位化させるには、情報を充実させる必要があります。
情報が充実しているページのほうがGoogleからの評価を得やすく、見た目の点からもユーザーに見て貰いやすくなります。

マイビジネスに情報を登録する際の注意点ですが、ホームページに記載している情報と表記を合わせて記入してください。

半角や全角、数字なのか感数字なのかなど細かい部分になりますが、ホームページに記載している内容と合わせることがポイントです。

また、項目がたくさんありますが、記入できるところは埋めた方が効果が高まります。

SNSを活用されている方は、SNSに登録している内容も確認して半角全角、数字など表記を合わせましょう。

さらに、インターネット上のさまざまなメディアに情報を掲載し、Googleの評価を高めます。専門のポータルサイトや集客媒体、SNSなどメディアに情報を掲載されていれば、「ユーザーにとって有益な情報」として評価を高めることができます。

Googleマイビジネスには「口コミ」の投稿機能があります。この口コミで良い評価をたくさんもらうこともMEO対策では重要です。
また口コミは、ユーザーの行動を促すうえでも重要です。もし、悪い評価を「口コミ」で書かれた場合には感情的にならず、丁重に対応することが大切です。

今回は、コロナ禍において重要性がさらに増してきている「MEO対策」について解説しました。

MEO対策は、すでにコロナ時代に欠かせない集客方法となっていますので、店舗ビジネスを展開している方でまだ始められていない方は、なるべくお早めの対策を始められることをお勧めします。