245 コンテンツマーケティングのコツ

皆さんはWebマーケティングを行うにあたって、どのような点に気をつかってコンテンツを制作しているでしょうか?

成果に結びつけていくには、Googleから評価されること、ユーザーのニーズを満たしているかが重要なポイントとなります。

そのためにはどのようなことを意識して作っていけばよいか、今回は、コンテンツ作りのポイントについて解説していきます。

◆Googleの定める2つの評価基準

最初にお話した通り、自社サイトを通じてWebマーケティングを行う際、ユーザーのニーズに合った良質なコンテンツをサイトに掲載することがとても重要です。

なぜなら検索上位に表示されても、ユーザーが求めている情報がそこになければ問合せや注文には発展しないからです。

Googleの定める品質評価ガイドラインによれば、ページを評価する指標は下記2つです。

Page Quality評価(ページの品質)

この評価は検索キーワードとの関連性ではありません。
信頼できるページなのか、コンテンツ自体の良し悪しを評価します。
質がどれだけ保持されているかが評価の対象です。

Needs Met評価

この評価は、そのページがどれくらいユーザーを満足させたかを評価するものです。ユーザーが何を意図して検索を行ったかによってニーズは変わってきます。

◆コンテンツの作成のポイント

それでは、Googleのコンテンツ評価指標を意識したコンテンツの作り方のポイントをご紹介していきます。

1)共起語を意識する

共起語とは、文章中に特定のキーワードが含まれる時、そのキーワードと共に利用されるキーワード指します。例えば「ホームページ」というキーワードであれば、「サイト」「制作」「デザイン」などが共起語の例としてあげられます。

また、共起語を意識して作成されたコンテンツは、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを作りやすくなります。

▼共起語検索ツール
https://neoinspire.net/cooccur/

2)本文中に対策キーワードを入れる

コンテンツ内に対策キーワードを入れることは、基本のひとつ。
しかし、無理やり対策キーワードを入れると、不自然な文章になるので、注意が必要です。

3)文字の色や書体の装飾にルールを設ける

大切な部分を主張したい時、太字や斜体、文字色を変更しますよね。
しかし、変更にルールがなければ、文章のどの部分が重要なのか、はっきりせず混乱を招きかねません。

ルールが多すぎても混乱のもとです。

太字にする、赤字にするなどのルールを設けたら、それ以外の装飾は使わないなどのルールを設定しましょう。

4)テキストを見やすくする

サイトのコンテンツを見やすく整えることも必要なことのひとつです。

・文字サイズ
ターゲット層にあった適切な文字サイズにして、文章を読みやくします。

・行間
行間は狭すぎると、文章を読む時に疲れてしまいます。 逆に、行の間が広すぎると目線の移動距離が読みにくくなります。

・余白
コンテンツの間や画像とテキストの間は、適度に余白をあけます。

◆コンテンツ作成後のポイント

コンテンツ作成後は、必ず読み直して内容をチェックすることが必要です。公開前に読みにくい箇所を見つけて修正しましょう。

1)表記揺れを統一

表記揺れとは、ひとつの言葉に複数の表記があることを指します。
下記が表記揺れの具体例です。

・漢字のひらき
例:「猫」「ネコ」「ねこ」

・送り仮名の有無
例:「売上」「売上げ」「売り上げ」

その他、固有名詞の表記、省略文字、外来語の表記など、コンテンツ内に表記揺れが多数あると読みにくいと感じさせてしまいます。

2)誤字脱字

誤字脱字のチェックは入念に行い、必ず修正をしましょう。
誤字脱字の目立つコンテンツは信頼を失ってしまいます。

3)文体のトーンやマナーを揃える

士業では、「誠実」な雰囲気を感じる硬めのトーンで安心を与え、接客業では親しみを感じられるトーンで書く、など業種ごとにターゲットも異なります。ターゲットを意識してトーンを揃えていきましょう。

3)法律に違反している表現を使っていないか

Webサイトは何でも書いていいという自由はありません。気付かないうちに法律に違反してしまう可能性もありますので、注意が必要です。

まとめ

今回はWebマーケティングのためのコンテンツ作りについて、ポイントごとに解説しましたがいかがでしたでしょうか。

コンテンツの更新を続けていると、ついつい更新することが目的になってしまいがちですが、成果をあげていくためには、常にユーザーのニーズを意識することが重要です。
ぜひ参考にしてコンテンツを制作してくださいね。