さて、今回は記事コンテンツの導入文についてのお話です。
皆さんは自社のホームページのコンテンツを作成する時に、なかなか書き出しが思い浮かばない、毎回同じ書き出しになってしまう、といった経験はありませんか?
何もないところから記事を書き出すのは、難しいですよね。
でも、いくつかのコツさえつかめば、誰でも読み手を惹きつけられる導入文が書けるようになります。
◆そもそも導入文とは?
導入文とは、文字通り記事の書き出しの文章を指します。
リード文とも呼ばれています。
一般的に記事の構成は、
- タイトル
- 導入文
- 小見出し+情報a
- 小見出し+情報b
- 小見出し+情報c
- a~cのまとめ
と、このような流れで書かれます。
ご覧のように、導入文は訪れたユーザーがタイトルの次に目にする重要な部分です。ここで読者の興味を惹くことができなければ、記事を最後まで読んでもらうことは難しいでしょう。
導入文の役割は「読者の関心を惹きつけること」に尽きます。
導入文によって、その記事が自分にとって役に立つ内容だと認識され、「読みたい!」と感じてもらえれば、読了率も高まります。
勢いあまって、結論まで書いてしまわないように気を付けましょう。
◆導入文で読者を惹きつける5つのポイント
導入文で「読みたい!」思わせるには、
- 書き出しで驚きを与えること
- 読むメリットを示すこと
- わかりやすく簡潔に書くこと
- 共感・安心感をあたえること
- 信頼感をあたえること
この5つのポイントが成功の鍵を握っています。
1)書き出しで驚きを与えること
記事を書き始めると、毎回同じような書き出しになりがちです。
『さて、今日は~ついて解説します。』
このような書き出しが悪いわけではありませんが、毎回かわり映えしない導入文では、読者の関心をひくことはできません。
『皆さんは~だと思っていませんか?実は〇〇するだけで、すべて解決する方法があるんです!』
例えば、そんなインパクトのある書き出しにするだけで、読者の興味をグッとひきつけることができます。
2)読むメリットを示すこと
その記事を読むことで、何が得られるのか簡潔に書きましょう。
『この記事を最後までお読み頂ければ、頑固な肩こりから解放されることでしょう!』
たとえば、ストレッチ方法の解説文で、そのように書かれていれば、肩こりにお悩みの方は、最後まで読んでみようと思いますよね。
3)分かりやすく簡潔に書くこと
導入文は、あくまでも本文への導入部です。
長々と本題に入らない文章は、途中で読むのをやめられてしまいがちです。
長くても300字以内に収まるよう簡潔にまとめましょう。
4)共感と安心感をあたえる
読者の悩みや不安に寄り添い、安心感をあたえることで、読者は自分のために書かれた文章だと感じるようになります。
『ホームページを開設したのに、なかなか閲覧数が伸びずに悩んでいませんか? 実は私も最初の頃は思うように伸びず随分悩みました。』
たとえば、そんな一文が書かれていると自分のことを分かってくれていると感じて、安心してその後を読み進められますよね。
5)信頼感をあたえること
ここでいう信頼感は、記事の信頼性を指します。読者は自分の悩みに対して、専門家による信頼できる情報を手に入れたいものです。
たとえば、スポーツのトレーニング方法を紹介する記事に、「元オリンピック選手がおすすめする、簡単トレーニング方法」と書かれていたら、興味が湧きますよね。
専門家の情報だから信用できる情報だろう、と感じるはずです。
導入文では、それが信頼できる正確な情報であること示すと効果的です。
◆まとめ
今回は、導入文(リード文)によって読者の興味を惹きつけ、最後まで読んでもらうための5つのコツをご紹介しました。
書き続けていくうちに、どうしてもパターン化されがちです。
読者に寄り添い、その記事を読むことでどんな得があるのか、簡潔に示して、読者が本文を「読みたい!」と感じられるよう心掛けましょう。