今回は、ホームページを公開してから検索サイトに表示されるまでの仕組みについて解説します。SEO対策にも密接に関連していますので、わかっている人もご一緒に復習してみましょう!
◆ホームページが検索サイトに表示されるまで
ご存知の方も多いと思いますが、ホームページを完成させても、その時点ではいくら検索しても、検索結果には表示されません。
検索サイトで表示されるには、インターネット上を巡回するクローラーと呼ばれる検索ロボットにサイトの存在を認識されなければなりません。
検索エンジンのデータベースにサイトが登録(インデックス)されると、掲載情報が分析されて、検索順位に反映されます。
▼ホームページを公開
|
▼クローラーがホームページを巡回する(クローリング)
|
▼検索エンジンのデータベースにインデックス化される
|
▼ランキング化され、検索サイトで表示される
クローラーには、いくつか種類がありますが、日本向けのサイトであれば、Google(Googlebot)さえ意識しておけば問題ありません。
もし、まだホームページがクローリングされていないようであれば、Google Search Consoleの「URL検査」に対象ページのURLを入力すればクロールを促すことができますよ。※詳細は下記をご参照ください。
▼URL 検査ツールについて https://support.google.com/webmasters/answer/9012289?hl=ja
◆クローラーはどんな情報を取得、分析するのか?
検索エンジンのクローラーがWebサイトから読み取っている情報は、下記のような情報です。
- TXTファイル(テキストファイル)
- 画像・動画ファイル
- CSSファイル
- JavaScriptファイル
- PDFファイル
など
これだけを見ると、クローラーは万能に見えますが、判断材料として読み取ることができるのはテキストのみです。
画像や動画の内容がどれほど美しくても、その内容まで理解することはできません。これらには、代替テキスト情報(alt属性)を設置することで、クローラーが内容を判断できるようにします。
こうした掲載情報や様々な「検索アルゴリズム」(評価要因)をもとに、クローラーはそのWebサイトを評価します。
また、クローラーは、1度巡回しただけでは、ページ情報の一部しか集めることしかできません。情報を正しく読み取ってもらうためには、何度もクロールされる必要があります。
◆検索順位(ランキング)は何が基準になっているのか?
クローラーが検索順位を決定するための要因を「検索アルゴリズム」と呼びます。200以上の要因が複雑に絡み合って順位付けされていると考えられていますが、その詳細は明らかにされていません。
評価対象と言われている主な要因は、下記のような内容です。
- コンテンツの質(オリジナリティ、リンクの質など)
- サイトの仕組み(読み込み速度、Alt属性の設定、スマホ対応など)
- サイトに対する反応(リンク部分のテキスト、被リンクの数など)
サイト公開後、はじめの頃は検索順位も安定しませんが、評価が落ち着くまでコツコツと粘り強く更新することが大切です。
クローラーは、ページ内に貼られているリンクをたどって他のページに移動するため、内部リンクを整理し、パンくずリストを用意するなど、クローラーが巡回しやすいサイトに構築することが大切です。
【NextCms仙台】で使用するCMSは、パンくずリストが自動生成されるなど、SEO対策に強いことが特徴です。
これからホームページを作成させる予定の方は、ぜひご検討ください。
▼SEO対策つき!上位表示を狙うホームページ作成サービス https://www.akibare-hp.jp/service/seo-strong/
◆まとめ
今回は、ホームページの公開から検索サイトに表示されるまでの仕組みについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
ホームページを作成してから成果があらわれるまで、3か月から半年かかるとも言われています。
少し不安な時期もありますが、続けていれば結果は付いてきますよ。
焦ることなくコツコツと更新していきましょう!
まだホームページを公開していない方は、先に公開してしまってから施策を実施しましょう。