209 コンテンツ不足?(後編)

さて、今回は前回に引き続き「コンテンツ」についてのお話しです。
前回は、「コンテンツを増やすことはホームページへの入り口を増やす意味でも有益」というお話をしました。

でも、ユーザーに必要とされるコンテンツを増やすことって、そんなに 簡単ではありませんよね。わかってはいるけど、なかなか手を付けられ ずにいる方も多いかもしれません。

そこで今回ご紹介したいのは、コンテンツを増やすためのちょっとした 裏技です。誰でも始められるものなのでぜひ参考にしてください。

◆サクサク作れる3つのコンテンツ

慣れないと行き詰まりやすいコンテンツ作り。でも実は、ほとんどの 企業やお店で、意外なほど簡単に作れるコンテンツが3つあるんです。

それは「よくあるご質問」「お客様の声」「事例紹介」です。
それでは、各コンテンツについて詳しくお話ししていきましょう。

(1)「よくあるご質問」
なぜ「よくあるご質問」簡単に作れるかというと、ほとんどの場合、 質問と回答がすでに社内に存在するからです。

商品(サービス)を提供していれば、顧客対応をする社員の間には、 よく聞かれる質問と回答例が蓄積されているはずです。

それらをまとめて文章にすれば、すぐにある程度ボリュームのある 「よくあるご質問」コンテンツを作ることができます。

「よくあるご質問」が充実していれば、問い合わせる手間が省け、 ホームページを訪問した人にとっても有益です。

▼【NextCms仙台】の場合…「よくあるご質問」
https://nextcms.kbhoho.com/faq

(2)「お客様の声」
コンテンツを作る時間がなかなか割けない時でも、「お客様の声」なら 作ることができるでしょう。

なぜなら「お客様の声」は、基本的にお客さまが書いてくれるものだか らです。コンテンツ作りで四苦八苦しがちなホームページの運営者に とって、自分で文章を書かなくていいというメリットは大きいですよね。

しかし、都合よい「お客様の声」が集まるとは限りません。「商品モニ ター」を募るなど、上手くお客様の声を集める仕掛け作りも必要です。

「お客様の声」は、サービスや商品を検討している方たちが、購入前に 知りたい事柄のひとつですから、反応率を高めることにも結びつきます。

(3)「事例紹介」
商品(サービス)をどのように使われているか、具体的な事例を書くと 購入イメージがわきやすくなり、反応率も高まります。

商品を提供している以上、事例は必ずあるはずです。
事例紹介は、読ませるストーリーになっていることがポイントです。
書きやすくするには、文章の流れをある程度決めてしまうのがポイント。

  • 抱えていた課題や悩み
  • サービス導入の決め手
  • サービスの活用方法
  • どのように課題が解決したか
  • 今後の展望

この流れを参考にして文章を組み立てると、案外簡単にボリュームの あるコンテンツができあがります。
業種によっては、画像を使って「利用前」と「利用後」を表現すると、 より伝わりやすいコンテンツになるでしょう。