今回は「ホームページの使いやすさ」についてのお話です。
みなさんは、他社のホームページ見ていて、使いにくさを感じたことは ありませんか?
◆ホームページの使いやすさとは?
使いにくさを感じる理由は「知りたい内容が見つけにくい」 「選択肢が多すぎる」など、さまざまなものがあげられます。
また治療院のホームページなどでは、すぐに予約したい人が多いにも かかわらず、電話番号や予約フォームなどへの導線がわかりにくいと 「使いにくい」と感じさせてしまいます。
使いやすいホームページを作るうえで大切なのは、自社がターゲットと する人たちにとって使い勝手が良いかどうかという「ユーザー目線」です。
つまり、「ユーザーが目的を達成しやすい」=「使いやすいホームペー ジ」なのです。
◆ホームページの使いやすさを見直すための9のチェック項目
それでは、自社のホームページの使いやすさを見直すための9個のチェ ック・ポイントをご紹介します。
自社のターゲットを思い描きながら、チェックしてみましょう。
(1)ボタンじゃないのにボタンに見える要素はないか?
ボタンじゃないのにボタンと似たデザインにしていると、どこが押せる 場所でどこが押せないのかユーザーが迷ってしまいます。
ひと目で押せるか場所か、そうでないかわかるようにしましょう。
(2)意味がわからないアイコンはないか?
アイコンは上手く使えば、それだけで多くの意味を伝えられますが、 何の意味かわからないアイコンは無視されてしまいます。
アイコンのデザインは直感で意味がわかるものにしましょう。
(3)テキストリンクは、リンクとわかるスタイルになっているか?
パッと見て、テキストリンクに見えないと、高確率で見落とされてしま います。
文字色を変えるなど、本文と異なるスタイルに設定して導線を わかりやすく示しましょう。
(4)多数の要素を詰め込んでいないか?
ギュッと多数の要素を詰め込むと読みにくいですね。
詰め込みすぎるとユーザーにとって必要な情報を拾いにくくなってしま います。
さらにスマホの場合、各要素が近すぎると、押すつもりのない場所を 押してしまうなど、正確なタップを妨げてしまいます。
(5)必要のない情報を表示させていないか?
ある情報を求めてリンクを開いたのに、そこにユーザーの関心のない情 報が書かれていると「使いにくい」という印象を与えます。
ユーザーの気持ちを考え、必要のない情報は見せないようにしましょう。
(6)選択肢を与え過ぎていないか?
良かれと思って多くの選択肢を用意しても、多すぎるとユーザーを迷わ せる結果を招きます。
グローバルメニュー(全てのページに共通して設 置されたの選択肢)は7±2個が目安です。
(7)ページが変わるとフォーマットまで変わっていないか?
サイト内のページを移動して、グローバルメニューの位置が変わったり、 リンクのスタイルが変わったりしていると、ユーザーを戸惑わせてしま います。
フォーマットは基本的に変えない方がおすすめです。
(8)サイト内の現在地がわかるようになっているか?
ユーザーがホームページ内のどこにいて、どこをたどれば目的地にたど り着けるか、わかりやすく示しましょう。
パンくずリストをしっかりと設定したり、サイドバーで階層がわかり やすくするなどユーザを迷わせないことは、ホームページ作りの基本です。
(9)次の選択肢をちゃんと明示しているか?
ユーザーがページ閲覧後に、次にどのような行動をとるかを明示すると いいでしょう。
見てほしいコンテンツへの案内をしたり、興味関心をより高められる コンテンツへの案内をして、ユーザーが迷子にならないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか? これまで自社のホームページの使いさすさをあまり意識がしてこなかっ た方は、ぜひ上記のチェック・ポイント参考にしてください。
少し修正するだけでも、格段に使いやすいホームページになりますよ。