今回は、ホームページを リニューアルする際の「見直しポイント」についてのお話しです。
みなさんの中には、すでにホームページを運営していたり、過去に作成 した経験のある方もいらっしゃるでしょう。
その中には、
- 「今度こそちゃんと集客できるホームページを作りたい」
- 「古臭いデザインを洗練されたデザインに作り直したい」
- 「いつでも自由に更新できるホームページにしたい」
など、何らかの理由でリニューアルを検討している方もいると思います。
◆ホームページをリニューアルする理由
企業によってホームページのリニューアルを検討する理由は、さまざま です。大幅な改修が必要とするものから、一部の修正で解消できる問題 もあります。それぞれの理由をどのように改修すればよいか、チェック してみましょう。
1)デザインが古い! スマホに対応できていない!
Webデザインのトレンドは、数年ごとに変わります。いつまでも古いデ ザインのままでは、企業のイメージにも悪影響を及ぼします。
また、最近ではPCよりスマホでインターネットを閲覧する人の割合の 方が高くなりました。スマホでの表示に対応していないサイトは早急に レスポンシブ・デザインの導入を検討しましょう。
2)売上が増えない! 問い合わせが増えない!
アクセス数がそもそも少ない場合は、ユーザーにとって役立つ情報量が 足りていないのかもしれません。
しかし、コンテンツが充実しているにもかかわらず、問い合わせが増え ない場合は、サイトの構造やSEO対策の見直しが必要かもしれません。
同時にコンテンツの内容も見直し、訴求力を高めましょう。
3)更新費用が高い! 更新を担当するスタッフがいない!
もし、制作会社へ支払う更新費用が「高い」と感じているのであれば、 自社で更新できるように環境の切り替えを検討しましょう。
また自社で更新する際には、「誰が・いつ・何を・どれくらいの頻度で 更新する」か、社内の運用体制を整えることも大切です。
4)過去のコンテンツが、どこに何があるかわからない!
コンテンツの置き場所を考えずに、次々に写真やテキストを更新してし まうと、サイトの構造が複雑になり、どこに何があるかわからない状態 になります。
そのような場合は、すべてのコンテンツをカテゴリに分けて整理し、サ イトマップを作り直しましょう。
◆リニューアルの3ステップ
無計画にホームページをリニューアルしても、期待するような成果は得 られません。リニューアルに失敗しないためには、以下の3ステップを 順を追って現状のホームページを見直しましょう。
1)ホームページの目的(役割り)の見直し
まずは、リニューアル後に「どんなサイトにしたいのか」「ホームペー ジを使って何をなしとげたいのか」、自社のホームページの目的を改め て見直しましょう。
企業のブランディングか、商品のPRか、それとも採用の促進なのか? 目的をはっきりさせると、改善の方向性も定まります。
2)「ターゲット」と「ゴール」の見直し
ホームページの目的が決まったら、次にターゲットを見直しましょう。
どんな人(ターゲット)に見てもらい、何をしてもらいたいのか。
これまでターゲットを設定していたのに、成果が得られていなかったの なら、設定を見直す必要があるかもしれません。
3)課題の洗い出しとコンテンツの見直し
次に既存サイトが抱えている課題を洗い出し、課題を解消するコンテン ツを作成します。サイトのデザイン、コンテンツ内容、SEO、使いや すさなど、改善すべきポイントは複数あるかもしれません。
自社サイトの課題がみつけにくい場合は、競合する他社のホームページ と比較すれば、改善点をみつけやすいでしょう。
ホームページのリニューアルは、企業の新しいイメージを植え付けるチ ャンスです。新規事業のスタートや企業の移転など、企業が注目される タイミングと同時に行えば、より効果的です。