Ⅱ-4-1) ホームページは荒野の一軒家

まず最初にご理解いただきたいのが、「ホームページは荒野の一軒家」だという点です。

あなたがお店を出店する時には、人通りが多い所に出すと思います。人通りが多い場所にお店を出せば、あとは目立つ看板やおしゃれなショーウィンドウで、お客さんは放っておいても店の中に入って来ます。

でもインターネットでは、あなたのホームページの前を通るお客さんは一人もいません。あなたがインターネットにホームページを公開したとしても、それだけではあなたのホームページができたことを知っている人は、誰もいないのです。

現実のお店であれば、通りを歩いていて新しい店ができれば、皆それに気が付きます。

でもインターネットという荒野にあなたがお店を出したとしても、そのことを教えてあげなければ、誰もあなたのホームページの存在を知りません。ですからホームページを作っただけでは、お客さんは誰も来てくれないのです。

言い方を変えると、現実のお店では「店の前を通っているお客さんを、いかに店の中に連れてくるか」がポイントです。

一方ホームページの場合、「あなたのホームページの存在を知らないお客さんに、いかに知ってもらうか」がポイントとなるのです。

したがってホームページでは、現実の店に比べて「集客」の重要性が格段に増します。この「集客」のことをインターネットの世界では「アクセスアップ」と呼びますが、これはホームページが成功するための最重要項目の1つです。