Ⅱ-3-2) ライバルより信頼してもらう

アクセスがあっても、ほとんど問合せがないホームページの場合、その原因としてまず考えられるのは以下の理由です。

ホームページの信頼感がないため、お客さんが不安に思って、問い合せる気にならない。

あなたのホームページを初めて訪れる人は、あなたの事を、そしてあなたの商品やサービスのことをまったく知りません。お客さんはまったく知らない企業のホームページにアクセスするのですから、警戒心一杯であなたのホームページを見て回ります。

あなたは、せっかくアクセスしてくれた人に「資料請求」や「問合わせ」をしてもらいたいと考えています。

でもお客さんが資料請求するには、あなたに住所や電話番号等の個人情報を教えなければなりません。最近では個人情報漏洩の事件が続発していますから、お客さんの警戒心はとても強くなっています。

「このホームページは、なんか胡散臭いな」とか、「このホームページを運営している企業は大丈夫かな」という気持ちを少しでも持たれたら、お客さんはなかなか問合せしてくれないのです。

お客さんのこうした警戒心を取り除くためには、まずお客さんに「信頼」してもらう必要があります。お客さんに問合せしてもらうための最重要ポイントは「信頼感」なのです。

あなたのホームページが反応を得られるかどうかは、あなたのホームページがお客さんに「信頼」してもらえるかどうかにかかっています。ライバルよりもあなたの方を信頼してもらえないと、お客さんはライバルに流れていってしまうのです。

◇信頼獲得は身元を明らかにすることから

それではどうすれば、アクセスしたお客さんに信頼してもらえるのでしょうか。

ホームページを通じてお客さんの信頼を得るポイントはいくつかありますが、まずは自分の身元を明らかにしましょう。

会社名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス等、連絡先を明示しておきましょう。電話番号は、必ず固定電話の番号を掲載しましょう。携帯電話の番号しか掲載しないと、お客さんの信頼を得るのは相当難しいです。

◇社長やスタッフの顔写真を掲載する

また社長さんやスタッフの顔写真を掲載すると、お客さんが安心します。

「顔写真を載せるくらいだから、きっと信頼できるだろう」という風に感じてもらえるのです。

◇お客さまの声を掲載する

さらに御社の「お客さまの声」をホームページに掲載すると、新規客の信頼を得られやすくなります。

なるべく多く「お客さまの声」を掲載しましょう。お客さまの声が多ければ多いほど、「この会社はたくさんのお客さんから信頼されているんだ」という風に感じてもらえます。

こうした情報をホームページに掲載して、ライバルよりも「信頼できる」という風に感じてもらいましょう。これがまずは第一歩です。