それでは次に、ホームページの「ドメイン名」についてご説明します。
会社にとって社名(商号、屋号、等)はとても大切です。御社も何とかお客様に「会社名」を覚えてもらおうと、名刺に印刷したり、パンフレットに記載したり、あるいはいろいろと広告を出したりと、大変な苦労をされている事と思います。
実はインターネットにも社名(商号)があり、この「インターネット社名」のことを「ドメイン名」と言います。
たとえばソニーの場合だと、こんな感じです。
・ホームページ
http://www.sony.co.jpのco.jpの部分
・電子メール
taro_yamada@sony.co.jpのco.jpの部分
これを「ドメイン名」と言い、インターネットで社名を表す公的な登録事項です。
この「ドメイン名」の特徴は、誰でも登録できること、そして登録が早い者勝ちだということです。したがって自分の会社名(商号)と同じドメイン名を取得したいと思っても、誰かに取得されているともう後の祭りで、同じドメイン名は利用できません。
誰かに先に取得されてしまうと、もうそのドメイン名は使えません。したがって、インターネット上の商号(社名)である「ドメイン名」を早く登録しておくことは、インターネット時代の基本事項です。
◇自社ドメイン名取得のメリット
ところでこの「ドメイン名」を自社で取得すると、企業にとってどんなメリットがあるのでしょうか。
「名刺が格好よくなる」「企業として自社ドメインの取得は当然」といった点もあげられますが、一番のメリットは、ホームページのアクセスアップに役立つこと。
検索サイトの検索結果で、あなたのホームページを上位表示させるテクニックのことを「SEO(検索エンジン対策)」と呼ぶのですが、ドメイン名の取得はこのSEOに有効なのです。
技術的な話は省略しますが、3年くらいの長期的な観点で考えた場合、自社ドメインを取得した方がSEO(検索エンジン対策)にとても有利ですから、ホームページを立ちあげるなら、ぜひ自社専用のドメイン名を取得しましょう。