Ⅰ-3-4) 費用を惜しんで更新しない

でも実は、多くの企業ではこうした更新費用を払ってはいません。それは更新費用を惜しんで、更新しないから。

毎月、何万円もの更新費用を払うのがもったいないので、多くの企業はほとんど更新を行わないのです。

季節が夏から冬に変わっても、夏用の商品を掲載したままのホームページはたくさんあります。実店舗ではさまざまなキャンペーンを行っているのに、更新費用を惜しんで、ホームページには古いキャンペーンをのせたまま。そんなホームページもたくさんあります。

たしかに毎月、多額の更新費用を払うのは大変です。でも必要な更新を行わないと、決して成果はあがりません。

実店舗では季節にあわせて商品の見直しを行ったり、陳列を変更したり、さまざまな変更を行っていると思います。ポップの付け替え、価格の変更、セールストークを変えることも日常茶飯事でしょう。

なぜそんな風に変更するのか?それはその方が成果があがるから。日々の商売の中で、さまざまな試行錯誤や改善を繰り返しながら、より多く売上をあげたり、お客さんの満足度を向上させようと努力しているのです。

ホームページも同じです。実店舗と同じように、ホームページも日々試行錯誤や改善を繰り返さなければいけないのです。

でも更新費用がかかるので、多くの企業ではこうした改善や変更を行いません。その結果ホームページがいつまでたっても最初に作ったままの状態。当然、お客さんの反応は得られません。

そしてこの「ホームページを更新しない」ということが、ホームページが役に立たない大きな理由の一つなのです。